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■533 / inTopicNo.21)  お礼と報告
  
□投稿者/ kotoyo -(2005/03/30(Wed) 12:45:29)
    こんにちわ。原因不明の多飲多尿の老猫の相談をしていただいたkotoyoともうします。
    その後家族と相談し、大学病院で検査をいたしました。一般的な血液検査のほかに、アルブミン(初期の腎不全検査)、フルクトサミン測定(平均的な血糖値)、レントゲン(臓器の形や位置)、エコー(脾臓の大きさだったかなぁ。うろ覚えです)、クッシング病の検査(投薬後3回の血液検査をします)、甲状腺(ホルモン)の血液検査などをしました。結果「甲状腺機能亢進症」と判明しました。
    普通「甲状腺機能亢進症」になると性格が凶暴になるらしいですが、我が家のように全く変わらない場合もあるみたいです。おとなしくて先生にとても珍しがられてます^^;。
    多飲多尿発生から3ヶ月も原因がわからなかったのが、たった2日の検査で原因が判明したのには正直びっくりです。さすがは大学病院というべきでしょうか。甲状腺の検査には普通時間がかかるらしいのですが、その日に結果がわかり、薬もすぐに処方されます。
    現在月1回の血液検査と甲状腺の働きを抑える薬で大体1万円くらいの費用がかかってます。薬には副作用もあり、これから治るわけではないらしいのですが、原因がわかって飼い主も割と落ち着いてすごしています。
    今回は歯の膿が原因ではありませんでしたが、これからの体力を考えると抜歯はしてよかったと思ってます。49番先生ありがとうございました。
    もっと早くにご連絡できたらよかったんですが、パソコンがぶっ壊れてしまいまして、遅れてしまいすみませんでした。こちらでお世話にならなかったら、私も壊れていたかもしれなかったです。重ねて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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■552 / inTopicNo.22)  Re[21]: お礼と報告
□投稿者/ 49番 -(2005/04/30(Sat) 22:33:53)
    どうもご無沙汰しております。ダメ獣医師こと49番です。
    甲状腺機能亢進症ですか…。
    どうしてもその病気を言われると凶暴化、被毛粗剛という先入観がぬぐえず
    その可能性は想像できませんでした。申し訳ありません。

    言い訳代わりに言わせていただくと、
    『一般開業獣医は飼い主さんの金銭感覚を気にするあまり検査を十分には行えません。
    その結果、転院されてしまうことが多々あります』
    これは嘆かわしい事実であり、多くの獣医師がこの現実の前に『無能・ヤブ呼ばわり』されています。
    飼い主の原因究明に対する気持ちを見抜けない獣医師にも少なからず問題はあるのでしょうが、
    ありとあらゆるパターンの飼い主さんが訪れる中、トコトンまでの検査を希望される飼い主さんを見分けるのは困難を極めると言わせてください。

    今回のパターンでいうと、一般開業医であれば、
    まずはとりあえず血液検査、レントゲン
    続いて抜歯(今回で言えば)
    最終的には大学病院で行ったような、トコトンまでの検査というように
    段階を踏んで検査をしていきます。
    この行程を事前に説明しておくべきでしたね。
    今回に関しては、眼球が腫れた経緯から、歯以外の原因を疑えなかったことが
    ワタクシのミスです。
    もちろん、Web上の話だけで判断しているので、完璧な診断は出来ないと言わせていただきますが、獣医を名乗っている以上、誤診があった事実は謝っても許されるものではないと思っています。

    今回のことを糧に、より良い獣医師に成長しようと思います。

    甲状腺機能亢進症に使われるお薬は肝臓への副作用が大きい薬ですよね?
    kotoyoさんならまず大丈夫かとは思いますが、猫ちゃんの観察を欠かさず、ぜひともに気をつけて使ってください。

    それでは失礼します。


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