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■646 / inTopicNo.1)  リンについて
  
□投稿者/ momoyuki -(2005/11/18(Fri) 00:27:21)
http://blog.goo.ne.jp/momoyuki-abarenbou/
    今、病院にて処方されましたロカルトロールという薬を自宅投薬しておりますがこれはカルシトリオールという成分が含まれており、血液中のカルシウムの濃度を上昇させる薬だそうです。
    慢性腎不全の猫ですので、主治医からはリンが体内で増えないために
    カルシウム濃度を高めるというような説明がありました。
    前回の11月1日血液検査でのCaの数値は10.8(正常値8.2〜11.9)
    10月11日のCaの数値は9.6で正常値内です。
    低カルシウム血症を起こしているわけではないようです。
    この薬は液体で飲ませてますが、とても飲むのを嫌がりますし、無理に飲ますと
    嘔吐を誘発してしまいます。
    なるべくなら飲ませたくないのですが・・・。

    このように、リンのコントロールのためにカルシトリオールを投与されてみえる
    方はいらっしゃいますか??
    ももは以前低カリウム血症になり、カリウムの薬も飲んでましたが
    (今は正常値より上がってしまったため、ストップ)
    ミネラル系の数値は腎不全の場合脱水もありますし、正常値を保てないもの
    なのでしょうか。
    こういう処方はよくあることでしょうか。



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■653 / inTopicNo.2)  Re[1]: リンについて
□投稿者/ nyakojo -(2005/11/24(Thu) 02:19:16)
    我が家のにゃあさんには処方されなかったけれど、獣医さんからはどうかとは聞かれました。
    即決しなかった理由は、尿漏れというか、ダラダラとおしっこがでてしまう副作用が出ることが多いんだとか。
    にゃあさんは凄くプライドが高くて、どんだけ具合が悪くても自力でトイレに行くことをモットーとしていたので、下手すればオムツ生活になるということは彼女の尊厳を傷つけるのではないかと思って断りました。
    ただ、どのネコさんにも出る症状ではないとは思います。
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■654 / inTopicNo.3)  Re[2]: リンについて
□投稿者/ ままるねこ -(2005/11/24(Thu) 02:21:49)
http://www.geocities.jp/feline_ibd/
    http://members.verizon.net/%7Evze2r6qt/calcitriol/#About
    このページによればアメリカではよく使われているようですね。副甲状腺ホルモンの分泌を抑制することが眼目とのことです。
    腎不全にたいして「予防的」に使われる場合と、病気確立後は、カルシウムバランスをととのえて、食欲や行動など生活の質維持、(延命)を期待するということらしいです。
    (低リン食やリン吸着剤によってリン値が6mg/dl以下に抑えられている場合が処方の適応。これ以上の場合には与えるべきではない由)あらかじめ副甲状腺ホルモン濃度を測定することが推奨されていますし、投与後は4−6週後に測定して効果を再評価したほうがいいみたいです。
    体験談とかには結構、良さげなことが書いてある。。。
    これを使ってる猫のためのメーリングリスト。
    http://groups.yahoo.com/group/Calcitriol/
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■655 / inTopicNo.4)  Re[3]: リンについて
□投稿者/ momoyuki -(2005/11/24(Thu) 02:24:21)
http://blog.goo.ne.jp/momoyuki-abarenbou/
    nyakojyoさん、ままるねこさん返信ありがとうございます!!
    もものリン値は10月11日検査時1.9(1.7〜7.2)
    11月15日検査時6.6で今のところ正常値内ですが、
    確実に上昇してきてます。
    薬が効いていてこの数値で治まってるのか・・・。

    副甲状腺ホルモン濃度は測定しずに処方されました。
    このような薬でほかの形状のものがなにかないかどうか
    先生に聞いてみましたが、他のものはないとのことでした。
    飲ませられないならやめるしかないということです。
    飲ませるのも飲ませないのも怖いです。

    嘔吐を誘発してでも飲ませるべきでしょうか・・・。
    とても悩みます。
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■656 / inTopicNo.5)  Re[4]: リンについて
□投稿者/ rei -(2005/11/24(Thu) 02:25:31)
http://blog.goo.ne.jp/rei-and-4cats/
    momoyukiさん、カルシトリオール(ロカルトロール)については
    使ったことがないのでわからないのですが
    リンを吸着するお薬ということであれば
    アルサルミンを使ったことはあります。
    元々は胃薬として出されるようなものなので
    これを飲んで嘔吐することはないと思いますが
    腎臓の悪い子が長期に服用すると
    アルミニウム中毒になってしまうことがあるので
    やや注意が必要なお薬のようですが
    ゆずの場合は、リン値が正常値よりも高く
    石灰化という症状が出てしまったために処方されました。
    詳しくはこちらに書いています↓
    http://blog.goo.ne.jp/rei-and-4cats/c/6bfb1195ec83e217f0fcbcc2bb69f02e
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■657 / inTopicNo.6)  Re[5]: リンについて
□投稿者/ ひぴ -(2005/11/24(Thu) 02:26:57)
    お薬に関して、私は何も分からないのですが。
    カルシトリオールは液体ということなので、味が分かりやすいかと思います。
    あまりにまずくて、嘔吐を誘発しているということはないでしょうか。
    空のカプセル(薬局で買えます)に入れて、お口にポイできれば、味わわなくてすむのですが・・・
    量が多いと不可能ですよね。
    それに液体をいれたカプセルはよれよれになりやすいので、すばやくポイする必要もありますし、簡単ではないかもです。
    量と素早くポイをクリアできればいいのですが・・・。

    あと、ご飯といっしょに飲んでもいい薬なら、猫缶に混ぜてしまうのはどうでしょうか。
    混ぜただけだと味が分かってしまいそうなので、というかまずいご飯になってしまって食べてくれないような気がするので、小さく団子状に丸めて、上から何か好きなものでコーティングできたらいいかな。
    薬入り猫缶の表面に、モンプチのタレだけまぶすとか。
    噛まないで、丸飲みできる大きさが鍵です。
    でもこれも、お薬の量が多いと不可能ですよね・・・。

    ケーしないで飲める方法がどうか見つかりますように!

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■658 / inTopicNo.7)  Re[6]: リンについて
□投稿者/ momoyuki -(2005/11/24(Thu) 02:28:02)
http://blog.goo.ne.jp/momoyuki-abarenbou/
    ひびさん、reiさん、お知恵をありがとうございます!!

    もものリン値が上がってきてるので、リン吸着剤では駄目なのか、1度聞いて見ます。

    カルシトリオールは0.8mlで処方されてます。
    病院でクリープのようなものに混ぜてあげてみたらと言われました。
    量を少なくしても、あげないよりはいいかもなので、やってみようと思います。

    本当にありがとうございました!!!
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■664 / inTopicNo.8)  Re[7]: リンについて
□投稿者/ momoyuki -(2005/12/03(Sat) 22:56:52)
http://blog.goo.ne.jp/momoyuki-abarenbou/
    リン吸着剤を処方していただきましたので、そちらについて書きたいと思います。
    ロカルトロールはどうしてもそのまま飲ませると嘔吐誘発の事もあり、難しいと主治医に相談したところ、リン吸着剤としてコバルジンとは別にアルミゲルという薬を処方されました。
    猫に腕枕のreiさんの故ゆずちゃんが、アルサルミンというリン吸着剤を処方してもらっていたということで、

    http://blog.goo.ne.jp/rei-and-4cats/c/6bfb1195ec83e217f0fcbcc2bb69f02e

    調べて見ると、アルサルミンは安全性が高いと評価されていましたので
    アルサルミンとアルミゲルとの違いをネットの相談室で聞いてみたのですが、このような回答でした。

    アルサルミンは、薬剤名がスクラルフェート言い、
    基本的には、胃炎、胃潰瘍の治療薬として使用されます。
    細胞保護作用があり、潰瘍を防ぐものです。
    アルミゲルは、薬剤名が水酸化アルミニウムと言い、
    基本的には、制酸作用、吸着作用のあるもので、
    やはり、消化管の保護作用を目的に使用されます。
    作用の仕方が違いますので、どちらが危険度が高いとは、
    一概には言えませんが、それ程、副作用の心配のある薬ではありません。
    が、正作用としても、腎臓を保護する目的では、あまり使用しません。
    動物病院によって、方針の違いはあるかと思いますが。
    吸着剤としてなら、アルミゲルはその効果はありますが、
    コバルジンを服用されているのであれば、
    さらに吸着剤を飲む必要もないかもしれません。
    コバルジンの量や回数を増やすほうが有効かもしれません。
    また、基本的に、リンの値が高いのであれば、
    なるべく尿量を増やすように、皮下補液の量や回数を
    増やされてはいかがでしょうか?
    現在脱水気味、ともありましたので、
    もう少し補液の量を増やして、リンの値の増減をモニターした
    ほうが良いかもしれません。
    動物病院によって、治療方針に若干の違いはありますので、
    かかりつけの先生と、よく御相談されてから、
    今後の治療方針を決められたほうが良いかと思います。

    今のところアルミゲルは今1日2回コバルジンと同時に投与しています。
    主治医は一緒に服用してもいいと言われました。
    ロカルトロールも出来れば頑張ってくださいとのことでしたが、まだあげれて
    いません・・・・。
    血液検査は1ヵ月後ですので結果がでたらまた書き込みます。


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■665 / inTopicNo.9)  Re[8]: リンについて
□投稿者/ rei -(2005/12/08(Thu) 16:19:57)
    ゆずはリン吸着剤としてアルサルミンを処方されましたが
    ゆずの闘病記録を読み返してみたところ
    先生がアルサルミンを選んだ理由について
    「ダイレクトにカルシウムに関与してもっとリンを下げる薬はあるけれど
    それは副作用が強くて安全域が狭いため量の調整が難しく使いたくない」
    とありました。
    ただ、そのダイレクトにカルシウムに関与する薬の名前は
    聞いてないのでわからないのです。
    中途半端な情報ですみません。
    あと輸液の量を増やすことも有効ということを言ってたかと思います。
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■898 / inTopicNo.10)  新しいリン吸着剤を処方してもらいましたので・・・
□投稿者/ momoyuki -(2006/04/29(Sat) 21:19:40)
    何種類か使用してますが、新しいタイプのリン吸着剤が処方されましたので報告します。

    以前、アルミゲルを使ってましたが転院してしまい中断。
    今の先生は(転院しました)以前から水酸化アルミニウムや、カルシトニンなどは出さないと言われておりリン吸着剤は諦めていましたが、その先生が新しく出してくれた薬です。

    レナジェル錠
    (セベラマー)
    [効]塩酸セベラマーはポリカチオンポリマーであり、消化管内でリンと結合して糞中リン排泄を促進することにより、消化管からのリン吸収を抑制し血中リン濃度を低下させる。
    透析中の慢性腎不全患者における高リン血症の改善
    リン酸吸着作用を有する非吸収性ポリカチオン性ポリマー
    [副]
    1.腸管穿孔、腸閉塞
    腸管穿孔、腸閉塞があらわれることがあるので、観察を十分に行うこと。これらの病態を疑わせる高度の便秘、持続する腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には、投与を中止し、触診、画像診断等を実施し、適切な処置を行うこと。
    2. 胃腸障害
    便秘・便秘増悪(38.2%)、腹痛(16.9%)、腹部膨満(14.6%)
    便秘・便秘増悪、腹痛、腹部膨満が国内臨床試験で認められた。これらの症状があらわれた場合には本剤の減量または休薬を考慮し、高度の場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    アルミニウムやカルシウムを含まない全く新しいタイプの高リン血症治療剤で、消化管内で食物から遊離したリン酸イオンと結合し、吸収されることなくそのまま糞便中に排泄され、リンの体内への吸収を抑制します。

    先生お勧めの一品。
    調べてみましたが、やはりけっこう新しいもののようです。
    2003.6.26に発売開始されています。

    アルミニウムは多少であっても体に害があるし、カルシウムはとっても苦かった。
    これは本当にまったく新しい!!!
    本来は食事でリンの制限ができれば1番ですが、なかなか療法食は難しいです。

    実際効果があるかは後日報告します。

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