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■860 / inTopicNo.41)  Re[40]: がんばれ〜
  
□投稿者/ runa -(2006/04/21(Fri) 01:09:29)
    >てっちゃんさん
    ありがとうございました。
    同じ様な状況の猫さんが頑張っているお話をうかがえて
    私も頑張らなくてはと思いました。

    りんの場合、以前は肝臓が悪くてビリルビンのせいで
    気持ち悪くなるのだと思っていました。(そう説明されていました
    最初黄疸が全身に出た時の数値は犬がこの状態だったら
    生きているのは厳しいと言われた記憶があります。


    食事が取れなくなって吐いていたのですが、
    当事処方されたのがウルソサンでした。
    その頃はまだ毎日きちんと飲ませると言う事ではなく、
    具合が悪くなって食欲が落ちたら飲ませるようにしていました。
    薬を飲んでしばらくすると食事ができるようになったので
    単純に吐き気止めなのだと思っていました。

    利胆剤なんですよね。

    特に強い副作用もないという事で
    最近では朝夕1/4錠ずつ飲ませています。

    今回の検査ではNa155、K3.9でした。
    ぎりぎりでしょうか。
    電解質のバランスが崩れるだけでも気持ち悪くなりますから
    気を遣いますね。


    この所毎食、どの位ご飯を食べてくれるだろうと
    どきどきしながら見ています。

    血管が大分痛んでいるようなので
    点滴も辛い所です。
    ご飯が食べられなくなったらもちろんすぐに病院に連れて行くつもりですけれど。

    少しでも家で過ごさせてあげたいですからね。

    今度病院に行ったときにはフォルテコールの事を詳しく聞いてみようと
    思います。

    ありがとうございました。



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■862 / inTopicNo.42)  Re[41]: がんばれ〜
□投稿者/ てっちゃん -(2006/04/21(Fri) 12:49:12)
    RUNAさん、こんにちは。
    なんだか、とても境遇が似ていますね。原因や病態はともかくとして
    やっていることがとても似ています。
    うちの子もフォルテコール&ウルソ&通院OR入院点滴ですので
    改めて心境をお察し申し上げます。本当にさまざまさまざまお察しします。
    精神的負担、経済的負担などなど、、、
    皮下輸液と違って、血管を確保しての点滴は見た目にも辛そうですよね。
    エリザベスカラーつけられて、留置針刺されて、ケージの中に入れられて、、、、
    以前は入院中にお見舞いに行ったりもしていましたが、会いに行くと
    家につれて帰ってもらえると勘違いされてしまうので行っていませんし。
    とにかく、とっても辛そうですよね。
    このBBSに出入りされているほかの方々のように自宅で皮下輸液など
    にも挑戦してみようかなぁ、などとも考えたりしてます。
    でも、うちの場合は、電解質異常が激しいので、皮下輸液ではあまり
    効果が得られそうにありません、、、
    RUNAさんの子は、Na、Kともに、正常値より少し高め程度だと思いますので
    そういう道もありかもしれませんね。
    この件に関しては、他の経験者のみなさんのほうが何百倍も詳しくアドバイス
    してくださると思います。
    とにかく入院中のストレスが多大ですよね、お互い。入院させている飼い主側もつらいですし。
     うちの子の場合も、「食事を取らなくなったらつれてきてくださいね」、なんて先生に言われています。
    でも、食べていても体調が悪いことってありますよね?
    先日、「しんどうそうだけど、ご飯食べてるから大丈夫だろう。かわいそうだからもう少し様子を見てから病院に連れて行こう」、などと思っていたら、その週末には、徹底的に悪くなって、その後3日間
    入院させることになってしまい、かえってかわいそうなことをしてしまったこともありました。
    入院点滴ではかわいそうだから、通院点滴をしたら、思ったより数値が下がらず、
    結局、正常値近くまで値を下げるために入院させたなどということも何回かありました。
    病院に連れて行くタイミングを判断するのは、結局はわたしたちですので、タイミングを
    間違えると、「ああ、悪いことをしてしまったなぁ、、、」、と自己嫌悪に陥ったりもしました。
    でも、ここのみなさんや友人・知人に支えられながらなんとか頑張っています。
    とにかく、ともに頑張りましょー
    ではでは〜

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■876 / inTopicNo.43)  Re[42]: がんばれ〜
□投稿者/ runa -(2006/04/23(Sun) 22:59:54)
    てっちゃんさん、こんばんは。

    相変わらず、ご飯をどの位食べるか気にしながらの生活です。
    水も飲みたいのに飲めなくて水の容器の前で
    恨めしそうに私の顔を見上げたりします。

    昨日病院に行って皮下輸液してきました。
    りんの場合、これまでに何回も点滴をしているために
    血管がつぶれてつかえなくなりつつあります。
    最後の手段様に血管を確保しておきたいということで
    今回は皮下輸液になりました。
    どの位効果があるのかなと心配しましたが
    家に戻った途端、ご飯がほしいと催促したり、
    寝てばかりだったのが
    外の猫の様子を気にして見たり、
    走って家具の上に飛び乗ったりと
    びっくりするほど見かけは元気になりました。

    今日は行きませんでしたが、
    明日はまた連れて行く予定です。
    様子を見ながら定期的に行った方がいいみたいですし、
    先生にも具合が良さそうでも連れてきてくださいと言われました。

    フォルテコールはりんの場合、
    今の所血圧が正常と言う事もあるので
    食欲が無い場合には飲ませなくても良いと言う事でした。
    でもこのスレッドを見ていると、
    あまり飲ませたり、飲ませなかったりするのは良くないと
    ありましたよね。
    血圧が下がり過ぎないように気をつけて見ていれば
    良いのでしょうか。

    本当に口を聞いてくれたらいいのになって思ってしまいます。
    痛くても具合が悪くてもじっと我慢している姿を見ていると
    可哀想になってきますよね。

    それではてっちゃんさんも看病大変でしょうけれど
    頑張ってください。
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■2285 / inTopicNo.44)  ACE阻害剤について
□投稿者/ nest -(2008/01/20(Sun) 06:15:55)
http://blog.goo.ne.jp/tomato307/
    ずいぶん過去のログなのですが、
    病院から頂いた医薬品文献がありますのでフォルテコールについて書き込みいたします。
    この場合動物用医薬品フォルテコール5r錠です。
    私の場合看護師をしていたということを先生は知っていますので
    文献まで頂けたんだと思います。
    普通はいただけるものではありませんのでご注意下さい

    猫慢性腎不全用持続性ACE阻害剤です。

    効果は猫の場合
    慢性腎不全において、尿淡白/クレアチニン比の上昇を抑制
    慢性腎不全において、尿淡白の漏出抑制

    要は淡白尿の軽減です。
    そこで尿淡白が腎不全猫に対してどんな影響を持つか調べてみました
    2003年の動物腎不全学会の報告のようです。
    あくまで私のわかる範囲で簡単に説明させていただきます。

    腎不全の猫の尿淡白パラメータ(クレアチニン 年齢 血圧 尿淡白濃度)の中でクレアチンは明らかに生存期間の予測ができた。
    検査結果で、クレアチニンが0.43以上の猫に対する平均生存時間は約280日となりそれ以下の数値を表す猫の平均生存時間は約760日であった。
    調査の際、対象は無作為に選んだ193頭の慢性腎不全の猫で生活環境違いからの結果を考慮し2カ国の猫を対象とした。(この時点では投薬実験ではありません。)
    蛋白尿は猫の慢性腎疾患の進行にとって危険因子となるように推察され、さらに生存時間の短縮と関連があるように推察される。

    ベナゼプリル投与実験について(ACE阻害剤と呼ばれる系統の薬剤です。)
    猫に対して3年以上ベナゼプリルか偽薬(成分の入っていない薬)を無作為に投与した。ベナゼプリルで治療した猫は、偽薬に比較してクレアチニンが低く、血清蛋白濃度が高かった。
    平均生存時間は実験において違いは無かったが、
    ベナゼプリルで治療したグループは生存率がより高かった。
    ☆クレアチンの数値と平均生存日数の関係には違いは現れなかったが、ベナゼプリルで治療した猫は、クレアチニンの増加が遅く
    生存時間の延長につながると思う

    以下は私自身の意見です。
    内容を見て、確かに効果はあると思います。
    効果があっても検査数値や生存日数については今現在の猫ちゃんに当てはまるとは思っていません。
    事実、ルーが通った動物病院の中には0.43より高い数字が基準参考値になっています。
    病院で使っている検査機器の差もあるはずです。
    あくまで目安であり。そもそもこの発表自体が
    2003年の発表です。時間が経ちすぎています。
    推察や思われるという言いまわしも
    全ての猫ちゃんに値するというわけでは無いという証明ですし
    医学は進歩しています。
    現に、上記にある生存日数を大幅に超えている猫ちゃんは沢山いますし
    ひぴさんのサイトに集まっていらっしゃる方の多くがこの日数を超えて今現在闘っていらっしゃいます。
    ではなぜここで紹介したか・・・
    それは尿淡白が猫の体の危険因子の一つで
    その危険因子の抑制にこのお薬の効果が期待でき、
    猫ちゃんたちには重要なお薬になるのではないかと思ったからです。
    古い環境での研究で出た結果ということは現在ではもっと効果が出ているのではないか?とも思いました。
    少なくともこの研究時点での対象国は2カ国、世界中には様々な気候の国があるし、水の成分にしてみても
    国によって違います。
    それによっての違いはあるはずだとも思っています。
    この研究は腎不全猫に対するACE阻害剤の効果を表した足がかりになったものであって
    その後も研究は進んでいるはずですし。
    研究機材や方法なども変化しているはずですので
    上記のクレアチニンの数値や生存日数が現在の猫ちゃん達にもあてはまるのかは定かではありません
    この数字にとらわれないで下さい。
    実験に使われた猫ちゃんとみなさんの愛する猫ちゃんは別です。
    医療世界の感覚からいうと時代が違うという感じだと思います。
    猫ちゃんたちがまだお薬を飲んでいない段階の実験だということも忘れないで下さい。
    飲んでいる猫ちゃんに対して飲んでいない猫ちゃんの平均生存結果は通用しません。
    これ以降の発表は見つけられませんでした。
    ですが、現在多くの動物病院でACE阻害剤が使われているのは事実でこの発表以降の更に詳しい研究により
    腎不全に効果があるという見方が強くなっているのは事実だと思います。


    日本での臨床結果
    ☆あくまでフォルテコールの結果です★

    上記と同様偽薬を使っての臨床成績
    慢性腎不全と診断された猫61頭に対し33匹にベナゼプリルを投与(一日一回)
    28頭に偽薬を使用
    (頭数が少ないのは海外での臨床成績を踏まえた上での確認実験だったんだと思います。)
    実験終了後の腎臓残存率の割合が87.9%
    末期の猫を除いた割合が93.7%
    それに対し偽薬を使用したグループは70.4%
    末期の猫を除外して72.5%
    だったということです。
    かなりの割合で腎不全の進行を遅らせることが出来るようです。
    末期の猫ちゃんとそれ以外の猫ちゃんの実験成績を別に表示しているのは
    末期の猫ちゃんに対する効果が確立していないからです。
    しかし結果からは数値は若干低いにせよ
    末期猫ちゃんに対する効果もしっかり出ており
    デトックス剤・点滴などの効果が低くなっている状態でのこの結果は
    素晴らしいものです。
    必ずと云うわけではありませんが末期猫ちゃんにも効果はあり、
    飲ませるべきものだと個人的には思っています。

    そして副作用、気になるところだと思います。
    嘔吐 軟便 下痢 ふらつき
    とありますが
    日本での臨床実験では調査した猫ちゃんの中で副作用が出たのは1匹だけ
    下痢とふらつきのみだそうです。

    取り扱い上の注意
    変色が認められた場合には使用をしないこと

    保管上の注意
    直射日光を避け高温多湿を避けること
    分割した錠剤は気密容器に入れ速やかに使用すること


    人間の看護師をしていた経験からは凄い薬だと思います。
    ここまでの効果があり副作用がこれだけというのはかなり優秀なお薬です。
    軽視すべきお薬ではないのは事実だと思っています。
    「つい一度飲ませ忘れてしまった。」位ではさほど気にすることもないと思いますが、それが続く場合、又は猫ちゃんが嫌がるから飲ませたくないという軽い感覚で
    投与をやめてしまったり忘れがちにしてしまうのはお勧めできません。
    どうしてもという理由で投与を中止したい場合はまず病院と相談し、医師の指導の下で指示に従った方が安全です。

    以上、私的な意見も取り入れての説明になりわかりづらかったと思います。
    申し訳ありません。

    この書き込みをするにあたって色々相談にのってくださった、ひぴさん始め友人皆様ありがとうございました。

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