| 私も過去の経験を書かせていただきますね。 ブチコが腎不全を発病したのは11歳の時でした、毎年ワクチンを打っても何の問題もなかったのですが、14歳ごろワクチン接種後に熱を出し絶食状態になり3日ぐらい飲まず食わずでブチコは死にかけました。 ワクチンの後遺症だとわかっていましたが、ブチコにはどんな抗生剤も使えないという欠点があり、家で介護し復活してくれたので助かりました。
その時に思ったのです、腎不全で死なれるならまだしもワクチンで死なれた日にゃー本末転倒だと。 ワクチンとは何ぞや?って考えたとき、予防のため抗体をつくる、それはあくまでも健康体で受けるべきものであって、既に腎不全になってるブチコに健康なんてないことに気がつき、それ以来ワクチン接種は飼い主である私は打つのを止めました。 (前の獣医さんに人でなし呼ばわりされましたけど^^;)
あと、前に仔猫を拾って育てていた時のことです。 2匹の仔猫に先天的に伝染性腹膜炎があったことを知らずに一回目のワクチンを接種した途端、腹膜炎が発病し闘病の末に亡くなり、その時点で私が気がつけば良かったのに、残った一匹に2回目の接種をさせてしまい、また途端に発病し闘病の末に亡くなりました。 発病のきっかけは間違いなくワクチンでした。
そんな経験の後は拾った仔猫が3ヶ月齢になったら、まずウイルス検査を受けさせ、何の病気も持っていないことを確認した後にワクチンの接種をさせます。(以後させません) やはり仔猫時代にだけは伝染性のものが移ったら助からないので(1歳未満なネコは体力がないですから)1回だけやります。
今いるナルにも喘息や食べ物アレルギーがあるので健康体とは言えないので、今の獣医さんにもそれとなくワクチンを誘われるのですが、私もナルの調子悪さを前面に出しやんわりと断ります。 ナリユキにも血尿(左腎の先天的な奇形)がありますから断りやすい状況で助かってます。 (獣医さんとのお付き合いもあるのでココ難しい所です^^;)
今の獣医さんに聞いたのです「先生うちの近所でパルボ流行したことありますか?」って、私も恐いのはパルボだけだと思っているので。 「らみさんの近所で大流行したことありました、10匹飼っていたお宅で感染し一家全滅ってこともありました」と聞きました。 伝染性のものに関しては、地域の特性ってのもかなりあるそうで、エイズ猫が多い地域とか、過去に何度もパルボ大流行とか、そういうことも考慮しないといけませんけどね。
それと私も凄いアレルギー体質で過去に何度もアナフィラキシーショックで危ない目にあいました。 蜂毒は有名なところですよね、私は幸いこれにはなってません。 蜂毒のようなスグにくるショックのことは即時型、一晩経ってからくるショックのことは遅延型と呼ばれてます。 遅延型で有名なところではツベルクリン反応といえばわかりやすいかなって思います。 どちらにしても、アナフィラキシーで恐いのは急激な血圧低下から吐き気や目眩で気持ちが悪くなり、呼吸が苦しくなってくること。 呼吸困難が一番恐いです。
ワクチンにどんな副作用やショック症状が出るかわかりませんから、接種後2〜3日の間は観察が必要です。 特に呼吸に少しでも不審な点が出たら、夜中であってもどこの病院でも構わないので連れて行かないと危ないです。
猫では200〜300匹に1匹ぐらいの割合で麻酔薬でショック死ってのが、どの病院にでもあります。(避妊、去勢で亡くなる) ワクチンにもショック死はあります。
ワクチン受けるのであれば、受けたあとに何らかの不調が出た時の対処を獣医さんと打ち合わせしてから受けた方が良いです。 普通は事前に説明してくれるけど、そうでない病院もけっこう多いです。
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