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■777 / inTopicNo.1)  Re[7]: ひぴさん、ありがとう!!!
  
□投稿者/ てっちゃん -(2006/03/27(Mon) 18:44:18)
    ひぴさん
    長文ありがとうです!!!ひぴさんのお話めちゃくちゃ分かりやすいです!!!
    さすがです!!!!冗談も分かってくれて嬉しいです。「しなり」のお話、目からうろこがポロポロです!!ど素人がしったかぶりして、西洋医学などのセオリーを追い求めている段階ではできない発想でした。(でももう少し追い求めますが)
    あんまり、感動したので、取り急ぎ御礼文でした。また、時間を作ってきちんとご返事しま〜す。

    ももゆきさん 
    引き続きのご回答ありがとうございます!ともに頑張りましょう!なにか発見や感想がありましたら是非是非おしえてくださいませ。

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■776 / inTopicNo.2)  命の力
□投稿者/ ひぴ -(2006/03/27(Mon) 17:22:44)
http://www.gyaos-kingdom.com/
    てっちゃん、こんばんは。クレイジーひぴです。
    最大級のホメコトバ、ありがとうございます!
    しかし残念ながらワタクシの本性は、ネガティブで小心者で心配性倶楽部員で脳みそがザルで・・・
    って、わしのことはどうでもええですね。
    大事なシマちゃん、です。

    神様は生き物が一瞬一瞬を高質に生きられるようにプログラムしている・・・同感です。
    地球に生命が誕生して以来、およそ35億年という時間をかけて、生き残るために、進化に沿って選ばれたプログラムです。
    ただそれは完全ではなく、勘違いしたり暴走することがままあるようです。
    代表的なものでは、アレルギーがありますね。自己免疫の暴走です。
    RAA系の作用にも、ちょっとした計算違いがあるのかもです。
    血液をきれいに保つために残ったネフロンには頑張ってもらわなくてはならいので血圧を上げるのですが、それが腎臓へのダメージを進ませるとプログラムは知っているのかいないのか・・。
    どちらにしても、血液をろ過する助けとして腸管で老廃物を吸着させようという外部からの応援部隊(吸着剤)のことは、プログラムは知りません。
    だからレニンをばんばん出すのですが、「これこれ、そんなに気張らんといて〜」というなだめ役として、次に血圧降下剤の登場となるのですが、それもプラグラムにとっては想定外の応援なのでしょうね。
    ただそれは、自然の摂理に抗うのではなくて、完全ではないプログラムのちょっとした計算違いをサポートするもののように思います。

    サポートなのでお薬には限界がありますが、身体に合ったものを適量使えば、効果ももちろんあります。
    けれどシマちゃん自身が「生きたい」と思っていなかったら、どんなお薬を使っても効果は出ないと思います。
    シマちゃんは、獣医さんに「怪物みたい」と言わしめた猫さんです。
    その強靭な生命力を支えているのは、お薬でも獣医さんの治療でもなく、てっちゃんの存在に他ならないと思います。
    愛されていることを知っている命は、強いです。

    話はちょっと戻って、上で『命のプログラムは完全ではない』と書きましたが、だから良いのだとも言えるようです。
    完璧で完全できっちりとはしていないから、揺れや遊び、ファジーな部分が少なからずあります。
    がちがちに決まりごとで成り立っているものは、その範囲から外れた途端に、ぽきっと折れてしまいます。
    しかし完全ではなく、やわやわ〜っとした部分があれば、折れずにしなることができます。
    『高値安定』、別の言い方をすれば『慣れ』も、しなりの一部のような気がします。
    本来ならあるべき範囲内から外れたものでも、少しずつ力がかかっていったのであれば、徐々にしなって折れることなく持ちこたえます。
    (突然にドンときた力には、比較的弱いかもですが)
    傍から見たら、「よくそんな格好で立ってるね」と思われるものでも、本人(本猫とか本樹とか本竹とかなんでも)はそれでバランスを保っているのですから、大丈夫なのです。
    もちろん範囲内に収まっていた方がバランスをとるのは容易なはずなので、機会があれば身体は元に戻ろうとする努力もします。
    そして、しなれる角度は、固体によって差はあるでしょう。
    シマちゃんは、柔軟にぐぅ〜んとしなり、しっかとバランスを取れる強い命なのだと思います。

    例えがちょっと変ですが、私たち日本人がいきなりインドの井戸水をガブ飲みしたら、体力のない人は命にかかわる状態になります。
    しかしそこで暮らすうちに、いつの間にか飲んでもなんともないようになったりします。
    時間をかけて少しずつ、身体がインドの水に適応した結果です。
    『慣れ』というのは不思議ですが、本来あるべきではない秩序というよりも、身体が状況に合わせてしなった、適応した形のように思います。
    命というものは理論や理屈で割りきれない、私たちの理解をはるかに超えた、大きな潜在能力を持っているのでしょうね。
    なんたって、環境に合わせて姿形からプログラムの中身まで変えてしまうような、『進化』なんてものまでやってしまうほどの力があるのですから。
    シマちゃんも、獣医さんの想像をはるかに超えた、強くしなやかな命の力を持っているのだと思います。

    勝手ながら、高カリウム、高ナトリウム血症、内分泌系の乱れ、尿崩症の猫さんのお話を、ぎゃおすbbsのほうで募集させていただきますね。
    お時間がありましたら、そちらも覗いてみていただけたらと思います。
    http://www.21style.jp/bbs/gyaos/index.html

    シマちゃんと、シマちゃんの命の力を支えているご家族に、優しく穏やかな時間が流れますように。
    どうかゆっくりゆっくりと、末長く流れ続けてくれますように。
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■775 / inTopicNo.3)  Re[5]: ありがとうございます
□投稿者/ momoyuki -(2006/03/26(Sun) 21:08:15)
http://blog.goo.ne.jp/momoyuki-abarenbou/
    てっちゃんさん、とても勉強なさってみえるようで素晴らしいですね。
    途中で目が回りそうになっちゃいました(笑)
    ブログも読んでいただけたようでありがとうございます。

    ももは今カリウムの数値が高いです。はじめ食欲不振で病院にかかった時はカリウムが2.0ととても低くてフィットケアというカリウムの薬を飲んでました。
    今カリウムが高いのはアシドーシスからくるのではないかと先生は言われてます。
    腎機能の低下でカリウムの排泄がうまく出来ないのもあるでしょうね。
    でも、これ以上補液の量を増やせば貧血が進んでしまうと思い、怖くて出来ません。
    慢性の病気というのは本当に怖いです。
    やはり薬というものは人が作り上げたものであり、自然の摂理に反しています。
    慢性腎不全という病気は完治がありません。
    根本から言ってしまえば、腎臓が弱っていくのはもう誰にも止められない。
    薬でまだ残って頑張ってくれている腎臓を守ることしかできません。
    でも薬にも限界はあるでしょう。
    実際、色々やってみて思うのはやはり本猫さんがどのくらい穏やかに生活できるかだと思います。
    薬で腎臓を守ってもらえたって、ご飯が食べれないとか元気がなくなるとかになったら薬どころではありません。
    ももが無理することなくバランスをもって生活させてあげたいと思ってます。
    そのためにせっせとお世話するのが私の喜びです。

    なんだか関係のない話になってしまってますが・・・。
    失礼しました・・・。お役に立てず申し訳ない・・・。
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■774 / inTopicNo.4)  Re[4]: ありがとうございます
□投稿者/ てっちゃん -(2006/03/26(Sun) 02:43:03)
    ももさんのHP拝見しました。詳細な記録をつけているのですねぇ。思わずアーカイブをさかのぼって、数値などを追っかけちゃいました。
    高カリウムなのですね。うちのもそうなので、お互い心臓などへの負担が心配ですね。ところで、前からひとつ疑っていることがあって、RAA系の最後の「A」の部分であるアルドステロンですが、こいつは、Naを貯留させKの排泄を促進するものなんだそうですね。その他血圧を上昇させたり、臓器の繊維化を促進する作用もあるそうです。ネフロンが弱り、機能しなくなったときの最終変化形がこの「繊維化」の状態とのこと。ですから、基本的にはこのRAA系の働きを邪魔するために、ACE阻害薬は使ったほうが良いのだと思っています。しかし、Kを排泄してもらうには、このアルドステロンにはいてもらわなければならない場合もあるようです。
    そういえば、ももさんもシマもフォルテコール飲んでますね、、、
    でも、腎機能低下や糖尿病などでもK貯留は進むので、全てをアルドステロンのせいにするわけにもいかないとは思っています。しかし、このアルドステロンの出現を封じ込めるのと、アンジオテンシンUに血管を収縮させないため、血圧が上昇し、糸球体をはじめとする血管系を痛めないためにフォルテコールをせっせせっせとあげているんだよなぁ、、、うーむ。ところで、このアルドステロンですが、ACE阻害薬による封じ込め作戦の包囲網を突破して、出現する経路があるんだそうですね。
    まだ、その発生機序の特定はなされていないようです。アルドステロンブレイクスルーというんだそうです。神様はしつこいんだなぁ、、、
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■773 / inTopicNo.5)  Re[3]: ありがとうございます
□投稿者/ momoyuki -(2006/03/25(Sat) 17:01:53)
http://blog.goo.ne.jp/momoyuki-abarenbou/
    てっちゃんさん、シマちゃん退院できて数値も改善したそうで良かったです!!
    シマちゃんは本当に強い子ですね。
    高値ながら頑張ってるコはたくさんいます。
    うちのももも結構高値なのですが、まあまあ元気にやってます。
    まだまだ頑張れるって思ってます!!!

    こちらのギャオスbbsのほうが見てくれる人が多いみたいですし、いろんな意見が
    聞けるかと思います。
    http://www.21style.jp/bbs/gyaos/index.html

    お互い大変ですが、愛するコのために頑張りましょう!!!
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■772 / inTopicNo.6)  Re[2]: ありがとうございます
□投稿者/ てっちゃん -(2006/03/25(Sat) 00:25:26)
    MOMOYUKIさん、大変ありがとうございます。レス頂き嬉しいです。今後とも、同じ病気を抱えるオーナーさんとしてアドバイスなどお願いしたいと思います。
     ところで、うちのシマですが、本日夕方に退院しました。BUNが60に下がり、カリウムも4近くまで下がり、Naも165まで下がりました。主治医先生は、「とにかくわけが分からない!昨日は死にそうな数値だったのになぜ輸液(5%グルコース)だけでこんなにも数値が改善されるのかわけが分からない!!怪物みたいなやつだ!」とまで言われてしまいました。(ちなみにボクはこの先生気に入っています。)
     静脈点滴をいつまでもしていてもストレスを与えてしまうので、1週間おきくらいに検査をして、これまで通りの治療(吸着剤のネフガード1日3粒、ACE阻害薬のフォルテコール1日1錠、利胆薬のウルソ)をしていきましょうとのことで合意しました。(余計な薬や治療をしないところが気に入っています。)基本的には先生に賛成です。内分泌系統がはちゃめちゃになっているシマは、完全に間違った本来あるべき秩序ではないところで、バランスをとっているのだと思います。
     このHP内でときどき出てくる悪い数値ながらも安定(?)する「高値安定状態」なのでしょうか、、、理論的には「高値安定」などあるはずもないと思うのですが、まだ解明されていないなんらかの働きがあるのかもしれません。実際、腎不全のネコさんたちの中でも、比較的健康的に暮らしている方々の報告も見かけるので、やっぱり何かあるのでしょうねぇ、、、大変不思議です。とても興味があります。
    ちなみにうちのシマのNaの値は、最高で179(こんな値もあり得ないそうです!)もあったことがあるのです。
    従って、余計な利尿剤やホルモン注射は先生も怖くて打てないのだと思います。色々知恵はあっても、実験動物ではあるまいし、そんなことはさせませんし、頼むつもりもないし、、、MRIなどもやってみたい気もありますが、全身麻酔に耐えられるような状況ではありません。水制限試験などもできません。
     高ナトリウム血症のネコさんのお話どなたか知りませんでしょうか?あるいは、内分泌系がはちゃめちゃなネコさんのお話なども聞いてみたいです。尿崩症のネコさんの意見も大募集です。
     逆にうちのシマに起こっていることは何でもお話しますので、参考になるような方がいらっしゃれば何でも聞いて下さいませ。とにかく猛烈に意見交換希望です。
    みなさま今後ともよろしくお願い申し上げます。
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■771 / inTopicNo.7)  Re[1]: ついに、、、
□投稿者/ momoyuki -(2006/03/24(Fri) 22:23:05)
http://blog.goo.ne.jp/momoyuki-abarenbou/
    はじめまして、てっちゃんさん。
    私は慢性腎不全猫の(7歳雄)ももと暮らしております、momoyukiと申します。
    シマちゃんの緊急入院で混乱されているてっちゃんさんのお気持ちお察しします。
    シマちゃんの事を本当に大切に思われて、一生懸命勉強なさって・・・。
    本当に素晴らしいと思います。RAA系(レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系)の作用機序の事、私はよくわからなかったのですが、とてもわかりやすい説明でした。
    今はとにかくシマちゃんが頑張って回復してくれることを祈るしかありませんが、シマちゃんは強い猫さんだと感じます。
    頑張ってくれると信じて、応援しましょう!!!
    なんのお役にもたてなく申し訳ないのですが、私も一生懸命祈ってます!!!


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■770 / inTopicNo.8)  ついに、、、
□投稿者/ てっちゃん -(2006/03/23(Thu) 00:20:52)
    こちらのHPのことはうちのシマ(♀1歳半元ノラ)に腎不全の疑いがあると言われて以来、ずっと読ませていただいておりました。何か参考になることはないか、と王様の膨大な日記にもあちらこちら目を通させていただきました。飾らない軽快な文章もとても気に入っています。ひぴさん、クレイジーです(笑)、、、よくも、ここまで、と思います。本当に立派な人だと思います。その辺のダメ医者よりも知識が豊富で数百倍偉いです。ひとえにネコ愛からくるものなのでしょうか。なにもかもが本当に為になっています。吸着剤とその他の薬を一緒に与えていたのを是正したのもこのHPのおかげです。医師は自分たちが常識だと思っていることは、案外、飼い主には伝え忘れる傾向にあるようですね。
    ひぴさんの影響で、私自身も紀伊国屋の医学書のコーナーやらINTER ZOOという獣医学書を扱っているところなどから腎不全、内分泌系、高血圧の本を取り寄せまくり毎日通勤電車の中、昼休み、就寝前の寝床で、電子辞書を片手に、ない頭を駆使しながら、自分の愛するネコになにかできることはないかと探っている状況です。
     生後およそ2ヶ月のノラ猫の子供を奥さんが自転車で轢いてしまってことが、シマとの出会いでした。事故後、飛び込んだ医者には、「あと3時間くらいの命でしょう。うちで引き取りましょうか?」などといわれました。それではかわいそうなので家で最後を見取ってあげよう、とボロ雑巾のような哀れな子猫をつれて帰りました。3時間経っても、旅立つ気配がありませんでした。それよりも、生きよう、生きようという意思が伝わってきました。動物は、「もういいや、ボクぼうダメだ。死んでしまおう」、なんて思わないように感じます。最後の瞬間まで、しかも、今のその状態を一生懸命生きることが神様によってプログラムされているような気がします。腎不全における糸球体の様子がそれを物語っておりました。私は医学書を読んで涙しました。(笑)RAA系(レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系)の作用機序を読んでのことでした。
     何らかの原因によって、死んでいったネフロン君たち。70〜80%のネフロンが死んでしまったあとには、RAA系が亢進して、糸球体内圧をあげるんですね。上のほうから「生き残ったネフロンたちよ、残念ながら大多数のネフロンたちが死んでしまったいま、残った君たちに、彼らの分の仕事(ろ過)をしてもらわなければならなくなった。血管を収縮し、これから血圧を上げようと思う。生き残った君たちには多大な負担をかけるがなんとか、頑張ってくれ。」
    当然、糸球体ろ過率はUPします。代謝性老廃物なども除去されることでしょう。
     でも結果的には、これが腎不全をより進行させ、生命の死期を早めてしまうのでしょうけれど、神様は僕たち生き物が一瞬一瞬を高質に生きられるようにプログラムしているのですね、、、。長く生きることは考えていないようです。
    僕たちはそういった自然摂理の作り上げたプログラムに抗うようにして、ACE阻害薬をはじめ、様々な降圧薬や受容体拮抗薬などを投与し、生命を長持ちさせようと努力するのですね、、、
     でも、「できるだけ長く一緒にいたい」と思う気持ちにはやっぱり勝てないです。従って現在闘病中です。
     もはや何が言いたいのか自分でも分かりません。ただ、いつかこのHPで発言してみたいと思っていたのだと思います。頑張っている人たちと会話がしたかったのだと思います。
     結局シマは、首の骨の一部と頭蓋骨を骨折しており、1ヶ月以上酸素室に入院し、必要な処置を受け、回復しました。
     その後、下垂体やら視床下部やらがダメージを受けているようで、様々なホルモン分泌が障害されたりで、尿崩症からくる腎不全になっています。今日は、数字が過去最悪で緊急入院しました。
    BUN180、CRE6、Na169(これがとにかく異常!)、K(7.8)ETCでした。「普通はこんな高カリウムであれば心臓停止している。数字だけみるともう死んでいてもおかしくないよ。」とかかりつけの先生に言われてしまいました。
     混乱している中で、めちゃくちゃな文を書いてしまってすみません。なにか役にたてることがあれば、お役にもたちたい気持ちです。腎不全の子を抱える多くのオーナーさんと同じく、「多飲多尿」という重要なキーワードに気づくことができなかった自分が悔しくて仕方がないです。
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