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■2952 / inTopicNo.11)  Re[10]: セファランチン
  
□投稿者/ じいや -(2010/03/21(Sun) 20:19:29)
    セファランチンは、数年前に北九州の腎不全のネコを飼っている獣医さんが使っていたので、私も腎不全のコに使いました。ほかに腎不全のケアのために使っていた方をお二人知っていますが、みんなその北九州の獣医さんのブログを見てマネしたんです。末期(Cre4以上)で2年維持できている方もいましたが、私のネコに効いたかどうかは不明です。

    血流を促進するので、腎臓にいいんではないか?ということでその獣医さんは使っていたようです。ほかに飛騨高山の先生がセファランチンの研究をしてらっしゃいますが、メジャーな薬ではありません。
    血流を促進するので、口内炎の治療にその先生は使っていました。腎不全ではない口内炎で貧血のコに使いましたが、かなり長期間投与しましたが、セファランチンが効いたのか、ゴハンをよく食べるようになって太ったから具合が良くなったのか、わからずじまいです(3ヶ月でPCV21→28まで復活)。

    年末に旅立ってしまったコは、おそらく骨髄がなんかしたことによる貧血で、あれよあれよという間に旅立ってしまったんですが、白血球が異常に減少していました。が、セファランチンをガンガンに投与したところ、白血球は増えました。貧血は治りませんでした(おそらく何をしても治らない、非再生性の貧血でした)。
    抗がん剤などで白血球が著しく減ったときに、セファランチンが使われるケースがあると、前の前の前の病院の先生がいっていました。

    セファランチンは注射液があるので、それで私は導入しました。輸液にも混ぜられます。しかし腎性貧血や貧血に効くかどうかははっきりしたことは言えません。ほかに使った経験のある方がいれば、私もぜひ経験談を聞いてみたいです。

    セファランチンは、錠剤、粉、アンプルがあり、化研製薬株式会社のみが製造発売しています。
    注射液はアンプル1本が1mlで、1mlあたりにセファランチンが5mg配合されています。主治医が飛騨高山の先生に聞いてくれたところ、1日に5mgまで投与していいということでした。
    アンプル1本は、私の病院で180円です(私の病院は異常に安いほうです)。私以外に使う人がいなかったので、10本セットになっているものを買いました。

    投与量ですが、北九州の先生に電話して直接訊いたところ、(ブログをやっていたのは若い先生で、研究している院長先生に聞きました。おっさんです)、「少しのステロイドと組み合わせて使うと効果倍増。1日1mg〜5mgで良い。毎日が望ましいが毎日でなくてもよい」というアバウトなものでした。

    2.5mgぐらい入れればいいかな?と思って注射したこともありますが、とても滲みるようです。ですので、輸液に混ぜるといいと思うのですが、なんせ症例が少ないですからリンゲル液のパックに入れたとき、どういうふうに劣化していくのかがわかりません。
    私はシリンジを使って輸液していたので、シリンジの口から小さい注射器で吸い出しておいたセファランチンをシリンジに入れたリンゲル液に混ぜていました。
    残りのセファランチンも注射器に詰めてしまって、冷蔵庫で保管し、2〜3日で使い果たすようにしていました(なんせ症例が少ないですから、劣化ぐあいがわからなくて)。

    でも、ネコがいろいろと疲れたり、ストレスになることはやらない、というのも本当に本当に方法としてあります。それにセファランチンは症例が極めて少ないお薬です。害は極めて少ない、副作用はないに等しいと北九州の先生も飛騨高山の先生もいいましたが、症例がないだけにわかりません。
    薬の添付書には、どの薬の注意書きにもあるようにアナフィラキシーショックは副作用として挙っていますし、顔面紅潮、じんましん、腹部不快感、咽頭浮腫、呼吸困難、血圧低下、食欲不振、発熱などなど、どの薬でもたいがい書かれていることが明記されています。もちろん人間の薬ですし。

    ただ、うちのネコ4匹に使った結果では、このような副作用はいっさいありませんで、二人の先生も「副作用が出たのを見たことがない」と仰っていました。

    ※さらに付け加えます。
    さっき添付書を読んでいたら、人間の場合は白血球減少症と脱毛、滲出性中耳カタル、まむし咬傷に効くとありました。
    造血作用については、「血液幹細胞増加作用」がマウスの実験では認められていて、放射線による造血機能障害に対してなんですが、血液幹細胞に働くので、造血機能の回復を促進する、と書かれています。
    主治医は、血行を促進するので腎臓にいいし、腎臓にいいということは腎性貧血にもなりにくい、ということなんじゃないか?と言っていました。

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■2953 / inTopicNo.12)  Re[11]: セファランチン
□投稿者/ ミンガシ -(2010/03/21(Sun) 20:20:09)
    私も真似をして我が家の腎不全の猫にセファランチンを使っていました。錠剤です。

    食べた後に口をくちゃくちゃと気にしていたので口の中を診てもらったのですが、歯茎が少し腫れていて舌の縁あたりも少し赤いけれど、口内炎にはなっていないと。
    たしかに見かけは大して痛そうではないのですが、でも本猫が気にしている様子はやっぱり口内炎っぽいのです。
    そこで主治医に相談して(今まで使ったことはないが、服用には問題ないと思うとのことで)駄目もとで出してもらいました。その当時の体重が2.9キロで(全盛期が3.4キロの小柄にゃんでした)1日1錠です。
    すぐに効果は見られなかったのですが、ある時ふと気がついたら口くちゃくちゃがなくなっていました。その後、気持ち悪口くちゃくちゃはしても、口内炎口くちゃくちゃはありませんでした。

    飲ませはじめた頃の数値はBUN69.5、Cre3.4。
    他にやっていた治療は、最初のうちは週に2回その後1日置きの輸液(嘔吐が続いた時はプリンペラン入り)、コバルジン1日1〜2袋、療法食は気が向いた時に数粒食べるくらい、です。
    その後の2年間、一番悪いときでBUNは84、Creは4.5で、二度続けて数値が高かった頃、セファランチンをさぼっていたことに思い当たり、また真面目に飲ませるようにして、4か月後にBUN59.8、Cre3.4、それから旅立つまでの約半年間、BUNは70を切ったあたり、Cre3.3~3.7くらいで高値安定していました。
    肝心のPCVですが、27〜35をいったりきたりで、セファランチンを飲ませていた時とそうでない時とで数値的な変化は見られませんでした。

    腎臓の数値が少し改善されていたのは、セファランチンの効果もあった気もするのですが、偶然の一致かもしれないので、なんとも言えません。
    最後の半年は、時間はかかるとはいえそれ以前よりはごはんをある程度食べてくれていたので、そのせいで体調も数値も良かったのかもしれません。
    腎性貧血にならなかったのも、もしかしたらセファランチンのおかげもあったのかもしれませんが、もともとの体質かもしれませんし……。
    口内炎には効いたと思う、全体的にも良かったような気がする……こんな風にしか報告できなくてごめんなさい。
    ちなみに副作用らしきものは全くありませんでした。
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■2954 / inTopicNo.13)  Re[12]: セファランチン
□投稿者/ いちご -(2010/03/21(Sun) 20:22:09)
http://blog.goo.ne.jp/ichigo-baaya/
    うちの腎不全で亡くなった猫にも約2年間セファランチン(錠剤)を使っていました。闘病中は体重4.5〜5.0kgくらいでしたが、1日1回2錠投与していました。この量はおじいさんが問い合わせたのと同じ北九州の病院の院長先生に電話で聞いたものです。
    うちの猫は腎不全発覚4か月後には、もうBUN86、Cre6.8まで上がってしまいました。その頃ちょうどセファランチンの投与も開始したのですが、その後2年間近くもBUNは50〜60台、Creも3〜4台で安定して過ごす事ができました。
    亡くなる前の1か月半くらいで急激に数値が悪くなったのですが、Bun140を振り切り、Cre9.7、リン15以上という時でも、なぜかヘマトクリットだけは27ありました。不思議なのですが、腎不全の進行のわりに貧血の数値だけが悪くならなかったのです。輸液も日に240cc行っていたので、脱水のための数値ではなかったと思います。
    個体差もありますし、腎不全にも細かく分けるといろんな状態があると思うので、一概には言えませんが、個人的にはセファランチンの効果はあったと信じています。もし、また自分の今の猫が腎不全になる事があったら、迷わず使うと思います。
    うちでは他にバソトップ(ACE阻害剤)を投薬し、ペットチニック、オメガ3脂肪酸(北九州の先生に糸球体機能をサポートするEPAやDHAも摂る事を勧められました)も投与していました。セファランチンの副作用は特に何もなかったように思います。
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■2964 / inTopicNo.14)  Re[13]: セファランチン
□投稿者/ ゆきんこ -(2010/03/22(Mon) 08:32:41)
    はじめまして。ウチにも昨年8月に腎不全末期と診断された17歳の猫がいます。当初は週単位の余命は望めないと言われ、その後5日間の入院治療、続いて4カ月は毎日通院での皮下点滴、そして週に2〜3回の皮下点滴、現在は調子が悪くなければ週に1回の皮下点滴になりました。合わせてエポジンの投与も行っていましたが効果が出づらくなり、貧血がひどく12月からは輸血もしていました。飲み薬はクレメジン、ファモチジン、プリンペランと口内炎がひどくプレドニンを使っています。

    供血出来る猫の頭数にも限度があり、2月からササヘルスと漢方薬も使い始めましたが、ササヘルスでくしゃみが止まらなくなりやむなく中止。改めて違う漢方薬局で新たに処方していただいています。

    それでも万策尽きた感があり、獣医さんにセファランチンの使用を検討してもらいました。最初は症例数が少なく効果や副作用が不確か、使ったことがないと言われましたが10日前から飲み始めています。

    飲み始めて1週間後の受診の際に獣医さんが驚いた顔でエーッ!と眼を丸くしていました。漢方かセファランチンか分からないけど今日は間違いなく血色が良いと首をひねっていました。現在月に一度の血液検査なので、次回の検査が楽しみですね…と不思議半分、笑顔半分でした。

    体重3.1〜3.2kgで1日2錠使っています。口内炎はかなり改善されて口臭は気にならない程度になりました。手元に検査数値がないのでお知らせできませんが、食欲もドライフードを1日85g±20gと安定しており数週間前より明らかに体調は良いです。今のところ副作用らしきものはみられません。
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