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Nomal 治療と尿量について /kotoyo (04/11/04(Thu) 08:58) #301
Nomal Re[1]: 治療と尿量について /49番 (04/11/04(Thu) 16:50) #302
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                            └Nomal Re[15]: 投薬の種類などです /49番 (04/11/11(Thu) 21:30) #341
                              └Nomal Re[16]: 投薬の種類などです /ひぴ (04/11/12(Fri) 03:47) #342
                                └Nomal Re[17]: 投薬の種類などです /kotoyo (04/11/12(Fri) 06:20) #343
                                  └Nomal Re[18]: 投薬の種類などです /49番 (04/11/12(Fri) 17:02) #344
                                    └Nomal Re[19]: 投薬の種類などです /kotoyo (04/11/18(Thu) 07:21) #358
                                      └Nomal お礼と報告 /kotoyo (05/03/30(Wed) 12:45) #533
                                        └Nomal Re[21]: お礼と報告 /49番 (05/04/30(Sat) 22:33) #552


親記事 / ▼[ 302 ]
■301 / 親階層)  治療と尿量について
□投稿者/ kotoyo -(2004/11/04(Thu) 08:58:18)
    はじめまして。以前よりこちらのサイトを拝見させていただいております。この秋に我が家の老猫が下痢になり、投薬治療後に多飲多尿になってしまったため、質問させていただきたいと思います。
    現在動物病院も2つ相談し、検査もしているのですが原因がはっきりしない状態です。BUN、CREA共に正常値なのですが、老猫ということもあり腎不全の初期症状なのではないかと思うのですが、色々と迷っています。
    先生の話では「腎不全の治療をしても多飲多尿はかわらない」というお話だったのですが、こちらの「腎不全の兆候は? 」の麦芽さんのお話の中に「治療後に尿回数が減った」と思えるような一文があるのですが(http://www.gyaos-kingdom.com/cbbs/cbbs.cgi?mode=al2&namber=109&rev=&no=0)どうなのでしょうか・・?(勘違いだったらごめんなさい;)
    もし回数が減るのなら、試しに処方食や薬を処方していただいて、病名の判断基準にできないものかと思うのです。
    早く原因を突き止めて、残り少ない命を少しでも長くできないかと、日々気をもんでいます。どうかよろしくお願いします。
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■302 / 1階層)  Re[1]: 治療と尿量について
□投稿者/ 49番 -(2004/11/04(Thu) 16:50:06)
    はじめまして。突然ですが私はとある獣医です。kotoyoさんの猫ちゃんの多飲多尿に関してのポイントは大きくわけて3つだと思います。(2つもの病院で検査および治療されているとのことなので蛇足的な話になるかもしれませんが…)
    1.『薬の副作用』…投薬治療後と言うことですが、どのような薬を投薬されているのでしょうか?下痢に対しての薬の中には用量や個体差で副作用的に多飲多尿が出る場合もあります。
    2.『腎不全の初期段階』…BUN、CREに異常がないことから、これは考えづらいと思いますが、可能性がないとは言えません。尿検査はしているでしょうか?尿比重が参考になる場合があります。猫の場合は確実とはいえませんが、尿を十分溜め込んでいたときの尿比重が1.015未満の場合は腎不全の可能性があります。また、慢性腎不全の場合、末期でない限りは多飲多尿は薬にしろ、何にしろ改善されることはありません。水を飲まなくなるとしても、それは体調不良によるものですし、水を飲んでも尿が出ないのは、かなりの末期の腎不全ということです。
    3.『他の病気を併発している可能性』…投薬治療後ということですが、それはたまたまその時期だったということで、他の病気の可能性も十分にあります。多飲多尿を示す病気は主に、糖尿病、甲状腺機能亢進症、副腎皮質機能亢進症、子宮蓄膿症、慢性肝疾患、尿崩症、心因性、(もちろん腎不全も)などがあります。下痢ということですが、下痢は治りましたか?検査は肝機能の検査もしていますか?肝機能の低下で下痢を起こすこともあります。十分に他の病気も疑う必要があると思います。

    多飲多尿の場合、試しに薬や処方食(診断的治療)…よりも、きちんとした検査をして、きちんとした治療をしないと手遅れになる場合もあるということを肝に銘じておいてください。
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■303 / 2階層)  Re[2]: 治療と尿量について
□投稿者/ kotoyo -(2004/11/04(Thu) 21:41:51)
    49番さん、有難うございます。お返事いただいて、涙が出るほど嬉しいです。
    最初の病院では、便検査のときに細菌がいるとかで、細菌を殺す薬と下痢止めを注射と薬の両方で処方され、その後もう一種類追加したと言ってました。明日聞いてきます(カルテのコピーをもらえるといいのですが)。液体で薬を与えたのですが、吐いてしまい、缶詰に混ぜて与えました。血液検査は3回していて一回目は
    ALKP 114(14-111が正常値)
    ALT 57 (12-130が正常値)
    AST 15(0-48が正常値)
    BUN 25.1(16.0-36.0が正常値)
    CREA 1.75(0.80-2.40が正常値)
    GLU 173.1(760-145.0が正常値)
    TBIL 0.10(0.00-0.90が正常値)
    TP6.97(5.70-8.90が正常値)
    少し血糖値の数値が高いので「かせい糖尿病でこのさき必ず糖尿病になります」と言われ、m/d(ヒルズ)という処方食を出されました。ですが日増しに尿量が増え、下痢にもなってきたので、もっと詳しい検査をお願いしたのですが「合わないだけだし、今はこの血糖値を安定させることが先だから」とw/d(ヒルズ)と糖コントロール(ウォルサム)出されたのですが、糖コントロールではまた下痢っぽくなり、今はw/dです。下痢、吐き気、共にありません。元気もありますが、暴れているわけではありません。食欲は普通で、脱毛などもありません。飲水量は大体400ccくらいです。
    その後2回空腹時にBUN、CREA、GLUだけを測定しました。手元に数値がないのですけども、結果は似たようなものだということでした。
    「尿を沢山出すと腎臓に悪いから400cc以上は与えないように」という指示も出されたのですが、それもなんだか不安だし、治っているという気がしなかったので、知人のすすめもありセカンドオピニオンいたしました。
    次の病院では尿検査と今までの血液検査を持って相談しました。、尿は比重が軽いという意外は特に問題ないということでした。詳しくは明日電話で確認します。「水を制限しないこと」「多飲多尿の原因となるほどの血糖値ではない」「避妊しているのなら子宮蓄膿症の可能性は低い」「初期の腎不全の可能性はあるが証明はできない」「当院でも同じような血液検査しかできない」「T4、Caの検査は金銭的に余裕があるならしてみてもいいのでは(外注なので検査には1週間ほどかかる)」「どれも断定できないし、疑えばきりがないですよ」というお話でした。

    去年あたりから缶詰(カルカン)を食すと尿が増えたので、塩辛いのかと思って制限していたのですが、薬を飲ますために与えてっしまったのが原因なのかとも思ってました。m/dでも尿量が増えたこともあって、腎臓なのかと思ってしまった次第です。(病院には報告済み)。T4、Caは検査をしていただこうかと思います。
    薬の名前などを書き込みますので、どうかご覧になっておられましたら、もう一度ご意見いただければと思います。

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■304 / 3階層)  Re[3]: 治療と尿量について
□投稿者/ 麦芽 -(2004/11/04(Thu) 23:07:12)
    kotoyoさん、はじめまして。麦芽です。
    まぎらわしい表記をして、申し訳ありませんでした(大汗)
    その書込みをした当時は、脱水気味だったのが解消され
    一時的に飲水量が減ったため、尿量も減ったのだと思います。
    いや、憶測です(滝汗)
    とにかく尿の回数が減ったのは一時的なことでした。
    腎不全になる前(多分)は尿は一日1〜2回でした。
    今現在、吸着剤(コバルジン400mg)を飲んで
    脱水したら輸液をする…という状態ですが
    尿は一日4回〜6回、一日140〜170ml位してます。

    kotoyoさんの治療方針を惑わすような書込みで
    本当に申し訳ありませんでした。
    49番さん。適切な書込みをしていただいて
    本当にありがとうございます。

    もう御覧になっているかも知れませんが
    セカンドオピニオンとして利用してよいとのことなので
    アドレス載せておきます。
    ノア動物病院 医療相談@ノア
    http://www.noah-vet.co.jp/soudan/index.htm
    の、ねこの医療相談医療相談だニャン

    kotoyoさんの猫さん、早く原因が解って良い状態になるように
    お祈りしています。


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■310 / 4階層)  Re[4]: 治療と尿量について
□投稿者/ 49番 -(2004/11/05(Fri) 11:10:07)
    多少参考になったようでホッとしています。

    T4およびCaの検査のことですが、T4の検査が必要になるときは狂暴、削痩、被毛粗暴などの症状のほうが先に見られると思いますので(しかもALKPは上がることが多く、GLUは下がることが多い。2つとも確実ではない)、今の時点で必要はないと思います。また多飲多尿の場合のCaはBUN、CREが高いときに慢性腎不全との鑑別で行う検査ですので、これも必要はないと思います。

    あと気になるのは、白血球数、赤血球数はわかりますか?また、最近環境の変化がないかということも、一応除外しておかなくてはなりません。

    今の段階で多くの原因が除外されたので、今のところ可能性が残っているのは
    薬の副作用、心因性、尿崩症、あとは外傷性の化膿などですかね…?

    薬の話の流れからすると、抗生物質(白い液体では?)と下痢止めの薬はまず問題ないのですが、『もう一つ追加されたという薬』が気になります。
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■311 / 5階層)  投薬の種類などです
□投稿者/ kotoyo -(2004/11/05(Fri) 16:30:25)
    49番さん、引き続きのお返事ありがとうございます。感謝の限りです。
    まず下痢に使用した薬は「クロラムフェニコール:30mg/kg」「タンニン酸ベルベリン:30mg/head」最後の薬は「ビフィズス菌」ということでした。副作用の可能性はないと仰っておりました。

    尿の比重は1.010(11月3日測定)

    多飲多尿後の血液検査の詳しい結果は
    (10月17日測定)ALT(53 U/L) AST(11 U/L) BUN(26.6 mg/dl) CREA(1.64 mg/dl) GLU(176.1 mg/dl)
    (10月30日測定)BUN(23.9 mg/dl) CREA(1.30 mg/dl) GLU(178.3 mg/dl)

    ついでに「調べていなくて命に係わるような病気はあるのですか」と尋ねたところ「腫瘍の可能性がある」との答えでした。今回も「かせい糖尿病」というのが可能性として一番強いとも言われているのですが、ネットで検索しても辿りつけないのですが、実在するのでしょうか?

    赤血球白血球は調べてないと思います。これも血液検査でするのですね? 普段はしない検査なのでしょうか・・・?

    環境の変化はないと思います。今年の夏が以上に暑かったことくらいです。あとは、下痢がとてもひどくて、トイレの後必ず飼い主に小さく泣きながら擦り寄ってくる始末で。その間も食欲はあったのですけども。2週間に一回ペースの病院が嫌だとか。他にはストレスはないと思います。
    外傷については、右足の付け根に現在打ち身をして、それがカサブタになり、カサブタを無理やり剥がして流血してしまいましたが、今は1円玉くらいの大きさに小さくなり、化膿はしていません。化膿といえば、去年歯石の除去をしたのですが、その時からぐらついている前歯が一本ぐらついて膿みも出ているのがあります。自然に抜けるのを待ったほうがいいと聞かされているので・・・。耳垢が湿っぽいようにも思います。匂いはないです。極端に痒がってもいません。

    何か赤血球白血球以外に調べたほうがいい項目はありますでしょうか。宜しければご助言お願いします。


    麦芽さんへ
    お返事ありがとうございます。たぶん、麦芽さんは一時的にしろ尿量が減って嬉しくて、書き込んでしまったのだと思います。私も毎日愛猫が水を飲むたびに心が痛み、なんとかしてやれないものかと、あるいは今までのことは全部間違いで、一時的なもので、今日こそは元に戻っているのではと自虐的に期待して、結局泣いてしまう馬鹿な飼い主です。
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■312 / 6階層)  Re[6]: 投薬の種類などです
□投稿者/ 49番 -(2004/11/05(Fri) 18:24:15)
    赤血球、白血球系の検査というのは血球数測定とかCBCなどと言われています。
    (多くの病院では機械で測定しています。手作業で数えることもできるが大変)
    数値の問題ではないと考えるところでは、染色した血液を顕微鏡下で見るだけや、血漿と血球を遠心分離した血液を見て判断するところもあるので、実施しないところも十分にあります。

    話の流れから、歯の膿は十分に原因の一つと考えられます。
    というか恐らくそれでしょう。
    子宮蓄膿症などもそうですが、化膿性の疾患は多飲多尿になることがあります。
    ハムスターでもなります(笑)。
    メカニズムとしては、簡単に言えば体内の毒素を水によって薄めていると言えばわかりやすいでしょうか?
    実は歯の膿は怖いんです。排膿されていればまだ良いですけど、歯根部にたまると膿が骨・皮膚をも融かして、予想外の部位(頬、鼻、眼の裏)から膿が排出されます。
    自然に抜けるのを待ったほうが良いときもありますが、グラグラしていれば抜いたほうがいいです。というより化膿しているならすぐにでも抜かなくてはダメです。
    この発言の時は、まだ前歯が使える可能性のある状態だったのかもしれませんね。

    ”早々に(この週末には必ず)見てもらうことをお奨めします”
    できれば、歯科領域に強いところ、血球数の測定ができるところで白血球の数(5500〜19500:平均10000前後)を見てもらったほうが良いかもしれませんね。
    治療としては、排膿、洗浄、抗生物質療法になるかと思います。
    問題は麻酔をかけずにどこまでできるかということですかね。

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■313 / 7階層)  Re[7]: 投薬の種類などです
□投稿者/ kotoyo -(2004/11/05(Fri) 19:11:50)
    49番さん、ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます!!!!!
    明日早速病院に行ってきます。歯科領域に強いところがどこだかわかりませんし、どうやって調べたらいいのかも分からないですが、血球数の測定ができるところであれば、問題ないですよね。それなら電話で聞けますし。できるだけ麻酔をかけないようにお願いしてみます。

    えっと、結果と言うのはどのくらい待てばいいでしょうか。これで駄目だったら、どうしようかなと、不安も先に出るのですけども。
    たぶん抜歯後にまた血球数の測定をするのですよね? とにかく明日行きます。
    ありがとうございます。足元にひれ伏して千回の礼をしたい感じです。
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▲[ 313 ] / ▼[ 332 ]
■315 / 8階層)  Re[8]: 投薬の種類などです
□投稿者/ 49番 -(2004/11/05(Fri) 21:19:54)
    いえいえ。そんなにお礼を言われるほどのことはしてないですよ。
    あくまでもブラインド診断ですから、可能性を示したのみだと思ってください。
    でも良くなるといいですね。私もきっと良くなってくれるだろうと祈っています。

    かせい糖尿病に関してですが、おそらく仮性糖尿病と書くのだと思います。
    人間で言うところのペットボトル症候群ですが、動物にも存在するのかは私の不勉強なのか聞いたことがありません。(まず存在しないとは思いますが…)
    ちなみにですが、猫はストレスに弱い動物なので採血のときに、まず間違いなく血糖値(GLU)があがります。ですから実際、多少(170前後)の高血糖値は問題にはなりません。

    あと抜歯時の麻酔に関してですが、よっぽど歯がグラグラでない限りは間違いなく麻酔が必要とされます。私が考えるお勧めの方法は、猫袋に入れた上で、鎮静剤(麻酔とは少し違う)を打った後に、歯茎に局所麻酔をしてもらって(人間の親知らずの抜歯と同じ)、抜歯してもらうのが良いのではないかな?と思います。
    ですが、各々動物病院にはやり方がありますから、あまり意見を出しすぎるのもそこの獣医さんの気を損ねることがあるので、よくありません。
    せいぜい「鎮静だけではできないですか?」や「痛くしないでください(必死)。痛み止めの(局所麻酔)注射はしてくれないんですか?」と、遠まわしに治療方針を誘導するのが良いと思います。

    多飲多尿の予後についてですが、私のブラインド診断どおりだとしたら、日に日に目に見えて良くなるとは思います。
    化膿の予後に関しては、白血球数の測定をしても良いのですが、一度上がった白血球数はなかなか下がらない(1〜2週間)ので、キズ自体の治り具合を見て判断されるのではないかと思います。
    あとは心配であれば、他に顔面で膿のたまっているところがないか、触ってでも、レントゲンでもいいので確認してもらうと良いと思いますよ。
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■332 / 9階層)  Re[9]: 投薬の種類などです
□投稿者/ kotoyo -(2004/11/09(Tue) 07:45:11)
    49番先生、サイトの皆さん、お世話になってます。
    11月6日に早速抜歯してきました。本当はもっと経過をみて報告するつもりだったのですが、我慢できずに書き込みにきてしまいました。
    担当していただいた先生は、最初麻酔も鎮静剤もなしで挑戦してみてくれたのですが、思ったよりも頑固にくっついているそうで(猫の歯は人間より長いらしいです)、最終的には鎮静剤のみで抜歯していただきました。スケーリングした場所は白かったのですが、歯茎に埋もれた部分には歯石がびっしりついていました(写真添付してみました)。ずっと不快だったろうに。可哀想なことをしてました。抜いたのは右の犬歯ですが、そういえば右目が時々腫れる事があって、以前のk病院には伝えていたのですが、問題にはされませんでした。抜歯してからは、目が腫れる事もなくきれいです。気になっていた口臭もなくなりました。

    血球数検査の結果は、
    WBC:75 RBC:829 HGB:13.4 HCT:39.8 MCV:48.0 MCH:16.2 MCHC:33.7 PLT:17.5 ですべて正常値内でした。
    ついでに血液検査もしてもらいました。
    GLU:146 BUM:24.9 CRE:1.1 でした。

    まだこれといって多飲多尿の改善は見られません。そういえば、尿に少し蛋白が出ているということでした。通常レベルなので問題ないと聞いていますが、ちょっと心配になってきました。ストレスの可能性もあるということなので、経過を見て改善しないようなら、もっと詳しい検査をしましょうかと言われています。うーん、どんな検査なんだろう。もし治ったとしても、なにぶんお年寄りなので、尿検査はもちろん、腎不全検査キッドが手に入ったら、即効で手に入れられるようお医者さんに頼んでおこうかと思います。

    それから、仮性糖尿病は猫にもあるそうです(汗)。ただ、絶対糖尿病になるのではなくて、なりやすい傾向にあるだけだそうで。うちのニャンコがそれにあてはまるかは聞きそびれてしましたが、言われなかったということは、違うのじゃないかと(憶測です)。

    その後の経過、またご報告させていただければと思います。
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■335 / 10階層)  Re[10]: 投薬の種類などです
□投稿者/ 49番 -(2004/11/09(Tue) 10:44:44)
    どうもお節介獣医師49番です。まだ改善は見られませんか…。それは残念です。もしかしたら原因は違うのかもと思ってしまうような…、ちょっと不安です。何か変な助言をしてしまったのではないかと…。

    ”右目が腫れていた!?”脅かすようですが、それはけっこう怖いですよ。
    どんな猫も同じではありませんが、以前、私も同じような猫を見たことがあります。18歳の腎不全猫ですが、当初は緑内障だと診断し、点眼治療に反応していたので、ずっと点眼を続けました。
    しかし、その後点眼を続けていたにもかかわらず、ある日突然今までにないくらい目が腫れて連れてこられました。緑内障の病態は非常に複雑なので、薬で維持できるのはけっこう珍しいので、結局悪化してしまったのかと思ったのですが、よくよく調べてみると、目の後ろに膿が溜まっていたのです。ですが、数日間集中的にその膿を取り除き、洗浄、消毒を繰り返し、何ヶ月も苦しめられた緑内障様症状も今ではすっかり治っています。
    聞けばその子は、しばらく前に歯のほとんどが抜けてしまい、その痛み等でしばらくゴハンが食べられないときもあったとのことです。私が診断したときはすでに歯茎が閉じてしまっていて、排膿も歯肉炎も見られませんでした。しかし、実際の病態としては、すでに歯根部より感染を起こしていて、その膿が少しずつ見えない顔の中に溜まり続けていたのでした。歯茎が閉じていたため(歯茎は案外早く閉じてしまう)、膿の出場所がなかったのです。腎不全、膀胱炎などでしばらく入院したとき抗生物質を投薬していたため、当初の段階で膿の増殖が抑えられていたのだと考えています。

    あくまで可能性ですが、前回の書き込みにも書いたように顔のどこかに膿が溜まっている可能性が高いと思います。白血球数が高ければまず間違いないのでしょうが、白血球数が低くても(75=7500です)可能性は否定できません。これはちょっと獣医じゃなければわかりませんが、血液を染色して顕微鏡で見たときに、膿が溜まっているときに、よく見られる型の白血球が見られたとか見られないとかは言われていませんか?それがなくても、膿が溜まっている可能性は否定できませんが…。それほど検査って難しいものなのです(涙)。
    確実に調べるにはCT、MRIといった精査が必要なので、お勧めはしませんが、レントゲンでもわかる可能性はあります。そうでなくても、毎日注意深く顔を触ってあげてください。また目が腫れてきたとか、なんかプニュプニュしている部分(目の後ろ、頬など)が出てくれば、’様子は見ないですぐ病院に連れて行ってあげてください。’触診でわかるときというのは、もうすでにけっこう膿が溜まっているときなんですけどね。
    他の歯も同じように歯根部の歯石が取りきれていない可能性があるので、これでもう同じようなことは起こらないとはいえないですが、まずは現在の状態を回復することが先決ですよね。現在抗生物質は飲んでいるでしょうか?抗生物質の長期投与で完治することもありますが、見えない部分の蓄膿のため病態が計りづらいこと、抗生物質で副作用が出てしまった場合(下痢など)は長期投与が勧められないこと、蓄膿が少量の場合排膿が難しいことなどもあり、なんとも…。

    多飲多尿の原因が歯の膿だとした場合、これからはkotoyoさんの観察力にかかっていると思います。しばらくは毎日、猫ちゃんの顔をサワサワしてあげてください。病気は獣医師と飼い主さんの協力で治すものですから。
    それでは早い段階での改善を祈ります(身勝手)。
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■337 / 11階層)  Re[11]: 投薬の種類などです
□投稿者/ kotoyo -(2004/11/09(Tue) 11:09:30)
    うわ〜ん、せんせー、もう不安でどうしようもないです!
    目の後ろってどこですか? 後頭部ですか? それとも耳と目の間ですか?!
    抜歯の時に薬を貰ったので、たぶんそれが抗生物質なんですよね。10日分貰ってます。変な白血球があるとは聞いてませんが、知識のない先生だった可能性だってあるわけだし。どうしようどうしよう・・・・・
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■338 / 12階層)  Re[12]: 投薬の種類などです
□投稿者/ 49番 -(2004/11/09(Tue) 11:42:55)
    す、すいません…。不安にさせる気ではなかったのですが…。

    変な白血球に関しては知識がないということはまずないと思いますが、その検査を行なっていないという可能性はあります。その変な白血球はあればまず言明されるでしょうから、その点に関しては、なかったのだと思いますし、現在の白血球数では見つけられない場合もありますから、やっていない場合でも、そう心配しないでください。

    目の後ろとは耳と目の間で、少しくぼんでいるところです。実際、顔のどこに膿が溜まるかは予想がつきません。目の後ろには空洞があり、目が腫れるときはそこに溜まることが多いので、あくまで「例えば」ということです。

    いい加減なことを言っているようにも聞こえるでしょうが、今の状態ではそこまで心配することはありません。多飲多尿という症状は出ていますが、原因だと考えられる歯は抜いたのですから、しばらくは様子を見ることが大切です。もらった薬は間違いなく抗生物質でしょう。その薬を飲み、薬がなくなってからどうなるか?というところだと思いますよ。

    目が腫れた経験があることは先ほどの先生には伝えましたか?どうしても心配であれば、触診してもらって、状況によりレントゲンを撮ってもらって、現在の状態を把握するというのも必要かもしれません。
    何か私の相談って、飼い主さんにお金を使わせよう、使わせようとしているみたいな感じになってしまってますね。申し訳ない限りです。
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■339 / 13階層)  Re[13]: 投薬の種類などです
□投稿者/ kotoyo -(2004/11/09(Tue) 16:06:10)
    あぁ、少し安心しました(ヘナヘナ)。ありがとうございます。何度も耳の下を触ってみたのですが、正直よくわかりません。
    目が腫れていたことは、今の先生のも伝えてあります。「歯の膿みと関係ありますか?」と聞いたところ「そうかもしれない。酷い時は皮膚に穴があく子もいます」という答えでした。多飲多尿と歯周病の関係もご存知でした。だから、全然知らないということはないと思うのですが・・。その病院にはたぶん研修中とおもわれる先生もいるのですが、その方は多飲多尿と歯周病の関係は全く知らないようでした。(抜歯や本格的な説明は、他の先生がされています)
    49番先生には、いつも適切なアドバイスを感謝するばかりです。検査や病名も含めて教えていただいて、謝って頂く事などなにもありません。
    CTやMRIの検査は、獣医学部とかにいくのですよね? えーと、私がMRIを受けた時はかなり時間がかかったように記憶しているので、また猫に麻酔かな・・。お金よりそっちのほうが気が重いです。検査費は人間でも数万したような。そっちはいざとなったら○イフルでも・・。ニャンコさえ無事なら、他はなんもいらんのだー、というかなんとかできるさ、人間だから。
    あ、いや、まずは1週間見守ってみます。その後、もし不安になったら、もちろん、今の先生にも相談しますけれども、ご助言いただければと思います。
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■340 / 14階層)  Re[14]: 投薬の種類などです
□投稿者/ kotoyo -(2004/11/11(Thu) 18:57:25)
    約一週間経ちましたが、多飲多尿は治りませんでした。そして今日はひどい下痢になってしまいました。24時間の絶食が言い渡されました。抗生物質はそのままあげるみたいです。
    ごめんなさい。ここは情報交換の場であって、闘病記ではないのに。
    もう1ヶ月以上もずっと付きっ切りで、一人と一匹でなんだかもう、猫が苦しんでいるのに、自分が壊れてしまいそうです。
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■341 / 15階層)  Re[15]: 投薬の種類などです
□投稿者/ 49番 -(2004/11/11(Thu) 21:30:23)
    助言がほとんど役にたっていないようで、申し訳ない限りです…。
    ですが、多飲多尿の原因は話を聞く限りでは歯の膿以外思い当たりません。
    歯を抜いた後に歯根部を排膿、洗浄していないでしょうか?(鎮静下だけではできなかったのかもしれませんが…)
    心配なのであればやはり、レントゲンを撮ってもらうこと、顔に蓄膿がないかを触診してもらうことをお勧めします。
    抗生物質で下痢をしてしまう場合(本当に抗生物質性の下痢かどうかはわかりませんが…)、注射であれば下痢になることはありません。なので、金額的負担は大きくなってしまいますが、毎日注射に通われるという方法(荒業)もありますが…。

    本当にお役に立てなくて申し訳ありません…。
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■342 / 16階層)  Re[16]: 投薬の種類などです
□投稿者/ ひぴ -(2004/11/12(Fri) 03:47:48)
http://www.gyaos-kingdom.com
    kotoyoさん、はじめまして。
    私は掲示板の管理人ですが、専門的な知識がないので助言できることもなく、すっかり49番先生にお任せして経過を読ませていただいていました。
    先生、本当にありがとうございます。
    すっかり甘えさせていただいています。

    ここの掲示板の性質上、具体的なアドバイスがないと書き込みを遠慮される方が多いのですが、私だけではなくkotoyoさんと猫さんを応援してずっと読んでいる方はたくさんいらっしゃると思います。
    もしkotoyoさんがよろしければ、専門的な知識は得られないと思いますが、雑談掲示板のほうにも愚痴や泣き言を吐き出しにきてくださいね。
    http://www.21style.jp/bbs/gyaos/index.html

    『どうしよう、不安でしたかがない、怖い』という気持ちを経験されている方は多いです。
    誰かと心配事を共有することで少し心が軽くなったり、嬉しい事が何倍にもなったりすることはあるように思います。
    でも、決して無理はしないでくださいね。
    kotoyoさんがよかったらなので、気が向いたら、ね。


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■343 / 17階層)  Re[17]: 投薬の種類などです
□投稿者/ kotoyo -(2004/11/12(Fri) 06:20:34)
    49番先生、ぴぴさん。ありがとうございます。こうしてお話をきいていただけるだけで、本当に救われます。9月に月に下痢になってからずっと涙が止まらず、猫にストレスになっては、あるいはマンションの住人に不信に思われてはいけないと思って、タオルや毛布で口を抑えて嗚咽している情けない飼い主です。雑談掲示板も利用させていただきたいと思います。

    49番先生の話は他の方への助言も含め、「目から鱗」の話ばかりです。皆さんそうだと思います。診療費を払っていないのに、こんなに相談に乗ってもらっていいのかと、心苦しくも思います。

    今貰っている薬は抗生物質だと、ここの書き込み前に電話で確認してます。歯根部を排膿、洗浄したかどうかは、「鎮静剤を打つので後でお迎えにきてください」と言われて現場は見ていません。「膿は出してもらえたのですか?」と聞いていれば良かったのですね。セットでしてもらえるものだと・・・。
    そして、もし目の腫れが歯の膿だとすれば、記憶を辿るともう1年以上も膿が出続けていることになります。でも白血球の値が小さいのだとすると、そんなに溜まっていないと考えていいのでしょうか? 最初の下痢止めが終ってから2週間は経っていますが、そのせいで値が低いとか・・。最初のときに測定してもらっていれば、こんなに悩まないのですが・・・。
    ここのところ耳をよくかいているような気もします。頻繁ではなりません。以前から湿った耳垢だったので、外耳炎かどうか今の病院に聞いてみましたが、これくらいは普通だと言われてます。でも言ったのは研修生(仮定)・・・。

    もしかしたら、他に原因があるのかもしれません。そもそも最初の下痢は何故起きたのか、k病院のお医者さんは首を傾げていました。「ベランダの雑草の中に有毒なものがあった」か「5月に鳩の雛に噛み付いたのですが(食べてはいません)、その鳩の糞を舐めてしまった」のではないか、といっていました。治療には2週間くらいかかっています。

    歯の膿で下痢になることはあるのでしょうか?

    3年くらいに下痢になっやった時は、肝機能が落ちているということで、下痢止めと肝機能を良くする薬でなおりました。

    私が何故腎不全ではないかと思ったかというと、数年前までは缶詰を食べても何の変化も無かったのに、去年カルカンを与えたら、その間だけですが、多飲多尿になったからです。ここ数年はいわゆるプレミアムフード(ファーストチョイス、ロイヤルカナン、ユーカヌバ、アボキャット)以外のものは殆ど与えなかったので、塩分に敏感になっているのか、あるいは腎臓が弱っているのではと思っていました。煮干や塩添加のホリスティックなどは吐いてしまいます。
    だから今回の下痢の治療中に缶詰に薬を混ぜて与えていたときに尿が増えても、塩辛いからだと思っていて、薬を飲みきってから初めて「おかしい」と思った・・。気づくのが遅れてしまった。
    この塩辛いものを食べると水を沢山飲んで尿を沢山する、というのは人間では普通のようですが、猫ではどうなんでしょう。普通なのか異常なのか・・・。

    歯を抜いてからも改善の兆しは見受けられないのですが、膿がある間は改善しないものなのでしょうか。レントゲンでもわからない、触ってもわからない場合、どうしたらいいのでしょうか。たとえば49番先生なら触れば分かりますか? レントゲンで判断できますか? できない場合はあっても少量だと思っていいのでしょうか?

    以前のお話に重複するような質問ばかりになってしまいました。ごめんなさい。問い詰めているわけではないので、どうかお気を悪くしないでください。右も左もわからないのです。でもそこを歩かされているのは猫のほうで私ではありません。先生の考えだけを丸呑みしないようにはしていますので、どうかご助言いただければと思います。
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■344 / 18階層)  Re[18]: 投薬の種類などです
□投稿者/ 49番 -(2004/11/12(Fri) 17:02:51)
    kotoyoさんあまり悲観的に考えずに元気を出してください。最近は科学的にも証明されていますが、本当に病は気からです。飼い主さんに元気がないと猫ちゃんの免疫力も上がりませんよ。

    抜歯時に、排膿、洗浄しているかとのことですが、おそらくしていないと思います。通常の抜歯ではしません、というか鎮静のみの猫ではまずできないでしょう。蓄膿があっても普通は抜歯後の穴から排膿されるので、問題はないことが多いのです。ところで、写真なのでよくわかりませんが、犬歯が全部抜けていないように見えるのですが…。犬歯は抜くのが難しいので、歯根部が残ってしまっている可能性があるかもしれません(ごめんなさい。また脅かしてます…)。私の想像通りだとしたら、この状態で歯根部をすべてきちんと取ろうと思うと、今度は麻酔をかけないと、まず無理でしょう。
    あと、考えられるのは以前から膿が出ていたということですが、どこから出ていたのでしょうか?歯の根元だと思っていたけれども、よくよく見たら歯茎に穴が開いているなんてことはないでしょうか?でしたら、そこから洗浄できるかもしれません。
    ちなみに耳を掻くとのことですが、顔に溜まった膿が気になっているのかもしれません。これはあくまで可能性ですが…。
    現在、考えられるのは1ヵ月くらい抗生物質を飲み続け、それで様子を見るしかないと思います。多飲多尿、膿瘍(蓄膿)、歯周病の関係を知っている先生であれば、続けて抗生物質を処方してくれると思います。下痢をするなら、抗生物質の種類を変えてもらうのも手のひとつです。しばらく下痢用のゴハンで我慢するという手もあります。
    以前、「日に日に目に見えて〜」と言ってしまったのが良くなかったですね。抜歯前から、排膿しているとのことだったので、膿の貯留の可能性をそこまで、考えていませんでした。申し訳ありません。
    レントゲンで診断できる可能性は、五分五分でしょう。レントゲンの解像度も多少必要ですし、見る人のレベルにも寄ります。また、触診してわかるようならけっこう溜まっている状態なので、それはそれで抜歯の時などに分かっていると思います。話の流れから、現在蓄膿はそれほど多くはないだろうと思うのですが、目が腫れたことがあるというのが、やはり気になってしまいます。どこかに膿が溜まっているのであれば、多飲多尿が改善されないという可能性は高くなります。

    白血球数に関しては、多くても少なくても蓄膿を否定できません(多ければ、感染があると言える)。
    下痢に関しては感染経路がわからないだけで、原因はカンピロバクターと診断されたのですよね?(これに関してはハトかな…?という気もしますが、実際はよくわかりません)普通の室内犬でもたまにかかっている子を診ますよ。

    塩辛いものを食べて、水分摂取量が増える子もいますが、もちろん個体差もあります。前も書きましたが、ドライフードを食べる子は飲水量が多い傾向にあります。これと同じようなものだと思ってください。また、生理的に言えば、カリウムを多めに摂取すると尿量は増えます。尿量が増えれば、結果飲水量も増えます。これは人間でも同じです。話は戻ってしまいますが、このまま改善が見られず、過去に塩辛いものを多く与えていて、タンパク尿が出ていたとなると、腎不全初期の可能性も再浮上してきてしまいます。

    なんか話が行ったり来たりですいません。また、毎度ですが雑文で申し訳ありません。
    これからも是非相談にのせていただきたいと思いますので、大変だと思いますが、がんばってください。
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■358 / 19階層)  Re[19]: 投薬の種類などです
□投稿者/ kotoyo -(2004/11/18(Thu) 07:21:04)
    追加で10日分の抗生物質を処方してもらいました。あと1週間分くらいあります。今までとあわせて20日分ですね。3週間あれば、薬がきいていないことはないだろうというお話でした。いまだ改善はしていません。。。

    m/dを食べていたころは一日500ccの水を飲んでいましたが、w/dを食べている今は400ccです。先生のお話を考えると、別に血糖値が下がって飲水量が減ったわけじゃなくって、単に餌の成分が影響していただけなのですね。。。実際血糖値が目に見えて下がったわけじゃないですし。。。

    体重変化なし。脱毛なし。食欲あり。普通に元気。吐きなし。下痢多少あり。トイレ一日3〜4回。
    また相談に乗っていただけると、幸いです。。。。

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■533 / 20階層)  お礼と報告
□投稿者/ kotoyo -(2005/03/30(Wed) 12:45:29)
    こんにちわ。原因不明の多飲多尿の老猫の相談をしていただいたkotoyoともうします。
    その後家族と相談し、大学病院で検査をいたしました。一般的な血液検査のほかに、アルブミン(初期の腎不全検査)、フルクトサミン測定(平均的な血糖値)、レントゲン(臓器の形や位置)、エコー(脾臓の大きさだったかなぁ。うろ覚えです)、クッシング病の検査(投薬後3回の血液検査をします)、甲状腺(ホルモン)の血液検査などをしました。結果「甲状腺機能亢進症」と判明しました。
    普通「甲状腺機能亢進症」になると性格が凶暴になるらしいですが、我が家のように全く変わらない場合もあるみたいです。おとなしくて先生にとても珍しがられてます^^;。
    多飲多尿発生から3ヶ月も原因がわからなかったのが、たった2日の検査で原因が判明したのには正直びっくりです。さすがは大学病院というべきでしょうか。甲状腺の検査には普通時間がかかるらしいのですが、その日に結果がわかり、薬もすぐに処方されます。
    現在月1回の血液検査と甲状腺の働きを抑える薬で大体1万円くらいの費用がかかってます。薬には副作用もあり、これから治るわけではないらしいのですが、原因がわかって飼い主も割と落ち着いてすごしています。
    今回は歯の膿が原因ではありませんでしたが、これからの体力を考えると抜歯はしてよかったと思ってます。49番先生ありがとうございました。
    もっと早くにご連絡できたらよかったんですが、パソコンがぶっ壊れてしまいまして、遅れてしまいすみませんでした。こちらでお世話にならなかったら、私も壊れていたかもしれなかったです。重ねて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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▲[ 533 ] / 返信無し
■552 / 21階層)  Re[21]: お礼と報告
□投稿者/ 49番 -(2005/04/30(Sat) 22:33:53)
    どうもご無沙汰しております。ダメ獣医師こと49番です。
    甲状腺機能亢進症ですか…。
    どうしてもその病気を言われると凶暴化、被毛粗剛という先入観がぬぐえず
    その可能性は想像できませんでした。申し訳ありません。

    言い訳代わりに言わせていただくと、
    『一般開業獣医は飼い主さんの金銭感覚を気にするあまり検査を十分には行えません。
    その結果、転院されてしまうことが多々あります』
    これは嘆かわしい事実であり、多くの獣医師がこの現実の前に『無能・ヤブ呼ばわり』されています。
    飼い主の原因究明に対する気持ちを見抜けない獣医師にも少なからず問題はあるのでしょうが、
    ありとあらゆるパターンの飼い主さんが訪れる中、トコトンまでの検査を希望される飼い主さんを見分けるのは困難を極めると言わせてください。

    今回のパターンでいうと、一般開業医であれば、
    まずはとりあえず血液検査、レントゲン
    続いて抜歯(今回で言えば)
    最終的には大学病院で行ったような、トコトンまでの検査というように
    段階を踏んで検査をしていきます。
    この行程を事前に説明しておくべきでしたね。
    今回に関しては、眼球が腫れた経緯から、歯以外の原因を疑えなかったことが
    ワタクシのミスです。
    もちろん、Web上の話だけで判断しているので、完璧な診断は出来ないと言わせていただきますが、獣医を名乗っている以上、誤診があった事実は謝っても許されるものではないと思っています。

    今回のことを糧に、より良い獣医師に成長しようと思います。

    甲状腺機能亢進症に使われるお薬は肝臓への副作用が大きい薬ですよね?
    kotoyoさんならまず大丈夫かとは思いますが、猫ちゃんの観察を欠かさず、ぜひともに気をつけて使ってください。

    それでは失礼します。


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