ぎゃおす王国記・ラクシュミーの王様への道

『王様の慢性腎不全日記』&『日記の山トップ』はこちらです。

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2005/12/1(木)  続・マザーボール
 
マザーボールと、まだいまいち仲良くできないらしいラクシュミー
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2005/12/2(金)  異種格闘技戦〜銀色vs仔犬
 
銀色ちーちゃんと仔犬 
 
仔犬は、美帆ちゃんと同じマンションの下の階に住んでいる、美帆ちゃんの友達のうちの子。 
ネコパンチぱしぱしで、今のところは銀色の圧勝らしい。 
 
撮影・美帆ちゃん
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2005/12/3(土)  ペット可ですが・・・
 
ペット可の部屋を検索をしていると、たまにウケる物件がある。 
 
『仔犬のみ可』 
・・・半年で育ちますけど? 
小型犬の書き間違いか。 
 
『小型犬、中型猫可』 
・・・中型猫とは新鮮な響きです。 
で、どのくらいの猫が中型なの? 
 
『しつけのいい猫・5歳以上の猫可』 
しつけはまだしも、なぜキッパリと5歳以上? 
ラクシュミーはしつけがよくない2歳の猫なので不可かしら? 
 
『犬不可・猫黙認』 
・・・って、そりゃ不可なんじゃん!! 
 
ここに越してくる前に部屋を探しにいった不動産屋のおっちゃんは、「猫に似てるけど犬ですって言い張れ」とか、「犬の縫いぐるみを着せておけ」とか言ってたしなあ。 
 
不動産屋もなかなかオチャメなのだ。 
 
ただ『ペット可』とだけ書いてあった物件だが、電話で問い合わせたときに、同じことを言われたことがある。 
「しつけのいい猫か5歳以上の猫なら大丈夫です」と。 
猫のしつけとは何かと訊ねたら、「トイレをちゃんとして、柱で爪を研がないこと」だそうだ。 
不動産屋や大家として、もっともな要求である。 
5歳以上というのは、大人になった猫ならトイレも爪とぎもちゃんと教えられたところでやるだろうから、というお答え。 
 
わははわはは〜。 
理由にもまたウケた。 
猫と暮らしていない人の猫の認識って、こういうものなのかな。 
「うちのはトイレも爪とぎも問題ないですが、走ります。」と言うと、 
「あ、それはいいです。大丈夫です」と。 
 
ほんとですか〜? 
6.5kgのイエヤマネコが滑空ダダダしても大丈夫なんですか〜? 
木造のアパートなのに? 
カイヌシの私としては、ダイジョブじゃない気がするよ・・・。 
『猫は音もなく走る』とか思ってないですか? 
残念ながらうちのイエヤマネコは、どっすんばったんドタドタドタです。 
 
別の不動産屋。 
わし:「ペット可ですが猫は大丈夫でしょうか?」 
不動産:「ナニネコですか?」 
わし:「(・・?)雑種です。」 
不動産屋:「普通の猫ですよね?特殊なサイズじゃないですよね?」 
わし:「(若干うろたえるながら)えと。 ちょっとデブですが、そこいらへんによくいる普通のサイズの猫です。」 
不動産屋・「それなら大丈夫です。20kgくらいある大型の猫だと困るんですが。」 
・・・20kgてアナタ。 
デブのサーバルキャットとかですか? 
そりゃイエネコではありません。 
 
不動産屋がこういうことを言うのだから、猫可の部屋だからと本物のヤマネコやサバンナネコを連れて引っ越してくる人がいて、騒ぎになることがあるのかも。 
それが『中型猫可』などという不思議な入居者募集に繋がるのか? 
まだまだ物件数は少ないとはいえ、ペット可は時代の流れである。 
しかし昨今はペットとされる動物の種類が増え、トラブルも増えているのかもしれない。 
不動産屋も大家さんも、なかなか大変そうである。 
 
画像・うちの大事な大事な、トイレと爪とぎは完璧だけどダダダで大型じゃないイエヤマネコ
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2005/12/4(日)  大叔父と父
 
父方の祖母のお兄さんが亡くなったので、福島まで行ってきた。 
私にとっては大伯父になる。 
うっかり何歳だったか聞き忘れたが(ぎゃっ)、90+2〜3歳にはなっていたはず。 
私は近くで暮らしたことがなくほとんど接触がなかったけれど、厳しく、とても優しい人だったそうだ。 
写真の顔は優しくて、ひたすら優しい。 
兄妹だから当たり前だが、祖母とよく似ている。 
そして、美帆ちゃんとも。 
美帆ちゃんと私は姉妹なのに顔は全然似ていないが、親戚(大叔父の娘で父の従兄弟。美帆ちゃんと私にとっては『いとこおば』というらしい)の今日の話によると、美帆ちゃんは祖母の生家の家系の顔だそうだ。 
私は父の父、つまり祖母の旦那さんの家系の顔らしい。 
(母の血はどこに行ったのかというと、美帆ちゃんは唇に、私は輪郭に出ている) 
 
たまに血縁に会うと、不思議な感じがする。 
美帆ちゃんと私も、顔は似ていないが、なぜか手相はとても似ている。 
性格も、たぶん似ている部分が多い。 
遺伝子の不思議。 
 
大叔父にお線香をあげてから、父のお墓参りにお寺さんに。 
美帆ちゃんと私で福島に行くと、いつも大騒ぎの珍道中になる。 
今回は父の最期の恋人、U子さんも一緒だったが、大騒ぎの珍道中は変わらなかった。 
お寺の50m前まで来てから、お花もお線香もないと、ばらばらと勝手なほうへ走りだす3人組。 
おとーちゃんが好きだったブランデーは、駅ビルでしっかり購入してきたというのに。 
 
しかもそのお供えのブランデーを、「パパ、一緒に飲もう♪」などと言って、お墓の前でチビチビやりだす3人組。 
「ちょっと味見」と言い出したのはU子さんだが、すかさず同意する娘2人。 
だって寒かったんだもん。 
 
たまにしか来れないので、お線香は盛大に。 
美帆ちゃんが花屋さんでゲットしてきた安いお線香1箱と、お寺さんに挨拶したらもらってしまった高級なお線香1箱に気前よく火をつける。 
するとどうでしょう。 
風もないというのに、お線香がボーボー燃えて火が消えない。 
最初はお上品に手であおいでいたけど、ちっとも消えてくれないので、3人でプープーと吹き消そうとする。 
だけど全然、消えてくれない。 
ぶわ〜っと景気よく炎を上げるお線香の束。 
「あちあちあち」と騒ぎながら、必死でプープーと吹く3人組。 
あああ・・・。 
努力の甲斐あって、半分以上も燃えたところでやっと炎は落ち着いたけれど、なんなんだ。 
おとーちゃん。 
何か言いたいことがあるのですか? 
とりあえず、火の元には注意します。 
 
お墓に手を合わせる。 
おとーちゃんのお骨は、このお墓の下にある。 
でも父の魂は、お骨にもお墓にもないと思う。 
寒くて冷たい土の下ではなく、もっといいところに居るはずである。 
それでもやっぱり、手を合わせる。 
自然にそうなる。 
 
魂はお骨にもお墓にもないならば、お墓で霊を見たり感じたりする人が多いのはなぜ? 
それはたぶん、生きている人が、そこに魂や霊がいると思うからではないか。 
生きている人が思うから、期待に答えて魂が呼ばれてくる。 
お墓で父に手を合わせるのも、同じこと。 
おとーちゃんは苦労のない世界で、キレイなおねーさんに流し目したり、お祖母ちゃんに甘えたり、ミーコといちゃいちゃしたり、いっちゃんに叱られたりして楽しくヘラヘラしているはずである。 
だけれど、私たちがお墓で手を合わせるとき、父はそこにいる。 
お墓はこの世とあの世との、分かりやすい待ち合わせ場所なのではないか。 
 
なんてことを考えながら、お寺さんを後にした。 
帰り道の会話は、「酒粕を入れたケンチン汁かトン汁が食いて〜」であった。 
福島は寒い。 
寒くて、空気が凛と澄んでいる。 
東京とは違う。 
寒くて清々しくて、気持ちがいい。 
父が育った空気である。 
 
写真・おとーちゃんが溺愛するミーコ。 
いっちゃんとも仲良し。 
U子さんや美帆ちゃんや私のことは、通りすがりにブン殴っていくような女の子だけど、父にはべったりで釣りにも同行。 
美帆ちゃんや私はともかく、U子さんからはご飯をもらって世話してもらっているのに、そういう仕打ち。 
父にはミーコよりもさらに気が強い恋人がいて、文鳥のピーコといい、これまたおとーちゃんにだけべったり。 
ミーコでさえも逆らえなかった。 
 
父よ。 
あなたは猛獣使いだったのですね。 
(含む母。除くU子さん。)
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2005/12/5(月)  はじめてのラクシュミー
 
夜、寝る前の一服タイム、コタツでダラダラしながらくりくりとしゃべっていたら、なんのきっかけかラクシュミーがうちにやってきた日の話になった。 
くりくりは「らくがうちに来たとき、嬉しかったなあ。 
オレは本当に嬉しくて、初めて会ったらくを抱っこしたとき、『この子はうちの子だ!!』って思ったよ。 
渋谷のお母さん(らくの保護主さん)が、『じゃあしばらく様子を見ていただいて・・・』って言ったとき、『しばらく様子をじゃなくて、この子はうちの子だ!!』って思ったよ。 
そのときのことを思い出すと、今でも涙が出そうになるよ。」などと言う。 
くりくりの声が変なので、顔を見たら、本当に涙ぐんで目を真っ赤にしているし。 
 
これはくりくりが酔っ払うとたびたび話すことで、律儀に毎回、涙ぐんでいる。 
しかし今夜は、まだ続きがあった。 
「自分の子供を初めて抱いたときも、こんな感じなのかな。」 
 
・・・・・ 
 
ネコとヒトをごっちゃにするにも程がある。 
私は子供を産んだことがないので、その感動は想像するしかないけれど、やはりニンゲンの子供とネコとでは何か違うような気がするよ。 
しかし想いのベクトルは同じ、向いている方角に違いはないようにも思う。 
 
だからといって、くりくりさぁ。 
やっぱネコとヒトコドモは違うのよ。 
よくCMなんかで、「子供を抱きしめてあげてください」とか、「あなたの言葉を待っています」とかやってるけれど、らくはしつこく抱かれたり触られたりは好きじゃないのよ。 
だってネコだもん。 
いくら想いは一緒でも、ヒトコドモと同じようにいじくりまわすのはいかがなものか。 
可愛いあまりに構いすぎて、「ウザい」とか言われちゃうよ。 
 
で、らくもらくだ。 
あんたはチョー愛されているんだよ。 
くりくりから世界一、愛されているんだよ。 
(いっちゃんは宇宙一、尊敬されている) 
らくや。 
だからもう少し、たま〜の気まぐれじゃなくてもうちょっとコンスタントに、くりくりに愛想よくしてあげてもいいんじゃない?
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2005/12/6(火)  煮タラでごめん
 
らくさん、今夜も煮タラを爆食。 
 
『煮タラ』と言ったり書いたりするたびに、タラちゃん@サエコポンの顔が浮かび、「タラちゃん、ごめ〜ん。」と謝っている。 
タラちゃんは、ヒト(主にサエコポンの手)を喰うお猫様で、イエヤマネコらくに喰われるようなキャラではないのだ。 
 
タラちゃん、ごめ〜ん。 
でもいっちゃんもラクシュミーも、太モモをムニムニされながら、「今夜はネコ鍋♪」とか「非常食♪」などとバカ家来やバカカイヌシ言われているから。 
勘弁してね。 
 
画像・ボリュームたっぷりのイエヤマネコの下半身。 
食いではありそうだが、脂身ばっかのような気が・・・。
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2005/12/7(水)  ネックレスより顎紐
 
今日届いた『ねこのきもち』によると、胸の部分にある輪っか模様には、『ネックレス』という綺麗な名前がついているそうです。 
 
どう見ても、らくのは顎紐だ。
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2005/12/8(木)  大家さんまで?
 
ぎゃっ。 
大変です。 
続々と住人が減っている、コンビニを中心として半径たかだか30mほどのこの界隈、今日はとうとう、新ぎゃおすマンションの1階の人も出て行ってしまったらしいです。 
荷物を運び出して運送会社のトラックに積み込んでいる現場を、くりくりが目撃したそうです。 
 
つか。 
1階は大家さんだよ〜。 
大家さん、どこ行くの〜(涙目)? 
置いていかないで〜! 
 
こりはやはり異常では? 
なんなのよ。 
どうなってるの〜?
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2005/12/9(金)  ネコの遺伝子・その3
 
洗濯物がとりこまれたら、すかさずド真ん中に座り込む 
 
手前に写っているチェック柄は、くりくりのパンツ。 
私のではありません。
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2005/12/10(土)  いっちゃんから伝授?カーテン使いの術
 
朝起きると、ベッドには私だけ。 
らくはどこ? 
閉まったカーテンをそうっとめくると、ぬくぬくと日向ぼっこ中のオレンジブラウン。 
縞々の丸っこい背中がいっちゃんに見えて、心臓がドキンとした。 
じっと見ていると、気配に気がついて振り向いた顔には・・・ 
 
「びっくりオレさま!」 
 
と書いてある。 
 
わはははは。 
ラクシュミーだ。 
 
らくや。 
王様からカーテン日向ぼっこの術を教えてもらったの? 
あったかいね。
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2005/12/11(日)  雪<コタツ<猫缶
 
駅からの帰り道、ひらひらと舞う結晶。 
初雪だった。 
どうりで寒いと思ったよ。 
らくは暖かい部屋で、くりくりとお留守番。 
いっちゃんは常春の世界(マリネラじゃないよ)で、ぎゃお〜す!と遊んでる。 
心配は何もない。 
 
帰宅しても、らくのお出迎えはなし。 
コタツの中から出てこない。 
中を覗いても出てこない。 
「らくちゃん、雪見る?」と誘っても出てこない。 
ずっと出てこない。 
 
着替えてうがいして手を洗って、コタツに座って足を入れたら、ガブガブガブガブ噛まれた。 
いてててててっ。 
外は寒かったんだよ。 
ワタシにも、少しはコタツにあたらせておくれよぅ。 
 
コタツに篭ったままのラクシュミー。 
猫缶をパッカンしたら、とたんに出てきて、カウンター棚の上でスタンバイ。 
 
「食うぞ」 
 
やっとラクシュミーの顔が見れた。 
帰宅して、約30分後のことだった。 
 
はい、らくさん。 
ケーしないようにゆっくり! 
落ち着いて! 
ほどほどの量を! 
きちんと飲み込んで! 
お召し上がりになってちょーだい。 
 
写真:朝のらく。 
お日様がお休みで、納得できない顔で外を見る。
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2005/12/12(月)  くしゃみへの制裁
 
いっちゃんもラクシュミーも、くりくりや私がくしゃみをすると怒る。 
私はたまにしかしないが、くりくりは時おり連発でやらかして、止まらなくなることがある。 
そんなとき 
 
■いっちゃんの場合・・・「ぶしっ」→「えん」、「へっぶし」→「えん」、「ぶへ〜っくし!」→「え〜ん!」 
一回くしゃみをするごとに、一回、可愛い声で鳴いてくれる。 
くりくり「いちごさん、返事してくれてありがとう。 
でもこれはくしゃみで・・・ぶへえぇぇ〜っくし!」 
 
くりくりはしつこい。 
くしゃみまでしつこい。 
いっちゃんもだんだん本気でムカついてくるらしく、 
しまいには「うぎゃああ〜おす!」と声を荒らげ、厳しい目つきでくりくりを睨む。 
平身低頭、謝るくりくり。 
謝りながらもくしゃみは止まらず、とうとう王様の堪忍袋の緒が切れて、飛びかかられてガブガブと教育的指導をされるくりくり。 
 
「あっ、ごめ・・」 
「いててててっ」 
「わざとじゃ・・・」 
「いててててっ」 
「ごめんてば・・・」 
「ぎゃああああ!いちごさん、本気だ〜!(悲鳴)」 
 
■らくの場合 
「ぶしっ」→「みょん」、「へっぶし」→「うみょ・・」、「ぶへ〜っくし!」→「みょ〜ん・・・」 
翻訳すれば「うるさいなあ」「それキライなんだけどなあ・・」「やめてくんないかなあ・・・」といった、小声でぶつぶつ文句を言う感じ。 
くりくり「らく、ごめん。でもわざとじゃないから・・・ぶへえぇぇ〜っくし!」 
 
本棚の上からどっすんと降りて、わざわざ隣の部屋まで行き、くりくりの目の前に仁王立ちするラクシュミー。 
王様のように厳しく教育的指導をしてくれるのかと思いきや 
「みょんみょん・・・うみょみょみょみょ・・・う〜みょん!」と、なんだか気弱に文句を垂れて、戻ってくる。 
 
らくや。 
まだまだだね。 
そんなんじゃ、くりくりのしつこさには勝てないよ。 
 
写真:せっかく朝、猫ベッドの下に20時間持続のカイロを入れていったのに、人ベッドで寝ていたらしいラクシュミー。 
もう明日からはカイロの準備はしませんよ〜。 
布団をかぶって寝ててください。
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2005/12/13(火)  たまには素直なイエヤマネコ
 
大変です。 
らくの運光さまがころころのカチカチです。 
毎日出ているとはいえ、今日のは小石状のカチンコチンで、思わず「なつかし〜。いっちゃ〜ん!」と叫んでしまった。 
 
が、懐かしがってるバヤイじゃない。 
まだ2歳児なのに、これじゃいかん。 
らくや、水だ。水を飲め〜! 
 
そう叫んだら、びっちゃびっちゃと素直に水を飲むイエヤマネコ。 
らくがやっと日本語を理解し始めた! 
 
と思いたいところだけれど、偶然だろうなあ。
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2005/12/14(水)  大家さんちまで・・・
 
私は労働で留守にしていたのだが、くりくりの報告によると、今日は1階の大家さんの部屋が改装をしていたらしく大変にうるさかったそう。 
トントンカンカンはまだいいが、サンダーのような電気工具を使っていたようで、部屋が振動していたらしい。 
らくはのんびり日向ぼっこをしていたと思うのに、工事が始まると、落ち着かない様子でずっとうろうろしていたそうだ。 
くりくりは難聴気味で、びっくりするくらい音に鈍感(私が気が狂いそうになるくらいうるさい環境でも平気の平左)で、休みの日は夕方4時くらいまで何があっても寝ているのに、「うるさくて寝てられなかった」というのだから、よっぽどの音量だったはず。 
 
むきーっ! 
ここいらへんは工事のお知らせを一切しない地域のようで、新ぎゃおすを管理している不動産屋に事情を訊ねたときには、「通常はお知らせいたします。そこは(向かいの更地の管理会社のこと)いつもそういうやり方をしている会社なのかもしれませんね。」なんて言ってたくせに〜。 
自分のとこでもやっぱしないじゃん。 
不動産屋のおっちゃんは、とても穏やかで親切な人なのに、ナゼこういうことになるのかな〜。 
普通のルームクリーニングはいいですよ。 
トントンカンカンもいいです。 
でも「ギュオオオオオオ〜ンンン!!!どっかんどっかんどっかん!!!!!」 
は知らせてくださいよー。 
あらかじめ知ったからといって何ができるってわけでもないけど、突然はやめてください。 
お願いしますよ! 
 
明日も労働なので、直接は行けないが電話で怒鳴り込んでやろうかと思ったが、なんだかもうどうでもいいや。 
クレームをつけて、退去のときに敷金のこととかでいじめられたら面倒だし。 
いいところが見つかったら、さっさと屋移りするからもういいや。 
脱力〜。 
 
らくや、ごめんね。 
うるさかったね。 
今度こそ、静かで楽しい部屋を見つけるからね。 
もうちょっとだけ待っててね。 
 
ところで大家さん。 
ほんとに引っ越しちゃったの? 
改装して賃貸にするのか? 
なんだかなあ。 
更に脱力・・・。 
 
写真:らくは元気、大丈夫(うき嬉喜)。遊ぶ気まんま〜ん!
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2005/12/15(木)  猫のしつけと教育と
 
ここのところ毎晩、一緒に布団をかぶって寝てくれるラクシュミー。 
そしてここのところ毎朝、目覚ましのアラームが鳴るより先に、盛大に鳴ってくれるイエヤマネコ。 
「うみょ〜ん!びみょ〜ん!うみゃおおおお〜ん!!」 
   ↓ 
「め、さめた!もうおきる!あそぼ〜あそぶ〜あそびなさい!!」 
 
今朝も耳元で大音量。 
らくや。 
誘ってくれてありがとう。 
でもね、ワタクシ、ただいま労働トライアスロン中でありまして。 
今日も昨日も一昨日もその前も、ずっと3時間くらいしか寝てないの。 
10分でも貴重な睡眠時間だから・・・もうちょっとお願い・・・ZZZ・・・ 
 
らくは目覚ましが鳴る10〜15分くらい前に、なぜか鳴くことが多い。 
起きて朝のダダダにお付き合いすることもあるけれど、目覚ましが鳴るまではと布団の中で頑張るときもある。 
今朝はぎりぎりまで寝るつもりだったが、らくがいつもよりしつこく鳴くので、なんとなく気になって目覚ましを確認したら、ちょうど起きなくちゃいけない時間だった。 
げ。なんで目覚ましならないの? 
寝ぼけ眼でよくよく見れば、間違えて1時間遅くセットしてある。 
ぎゃ! 
びっくりして目が覚めた。 
あぶないとこだった。 
らくのおかげで助かった。 
らくさん、ありがとう〜。 
 
私は時間が不規則というかめちゃくちゃなヤクザな家業で、毎日、起きる時間が違う。 
朝の5時だったり7時だったり10時だったり、休みの日には昼過ぎまで寝ていることもある。 
それなのに、らくはほとんどの場合、起きなくちゃいけない10〜15分前になると鳴く。 
それとも、私が眠っている間、本当は何回も鳴いているのかも。 
「○時に起きなくちゃ」と気にしながら眠っているので、その時間が近くなると自然に眠りが浅くなり、らくの声が聞こえるようになるだけとか? 
でもなあ。 
寝ていても、らくがご飯を食べたりダダダしている気配を感じることはあるが、うるさく鳴くことはめったにない。 
それに、ほとんどの時間は布団をかぶって私にくっついて寝ている(喜)わけだしなあ。 
鳴くのは目覚ましの10分前だけ。 
不思議だ。 
 
という話をくりくりにしたら、らくはくりくりのことも起こすそうだ。 
くりくりもこれまた時間が不規則で、昼間に一回帰ってきて夕方また労働に出かけることがあり、2〜3時間くらいの昼寝をすることがよくあるのだが、そのときに起こしに来るらしい。 
やっぱり、いつも目覚ましが鳴る10分前だそうだ。 
不思議だ。 
 
もしかして。 
「あそぼー」ではなくて、「とっととおきてロードーにいきやがれ!」なのか? 
らくや。 
あんたもなかなかスパルタだねえ。 
違う方面でだったけど、いっちゃんも教育には厳しかったよ。 
王様にしつけられて、ワタシもだいぶんマトモになりました。 
今はラクシュミーが、朝起こしてくれるので、遅刻しないですんでいる。 
あんがとね。 
これからもよろしくお願いします。 
 
*************** 
くりくりの靴下のにおいをうっかりかいで・・・ 
 
  ↓ 
 
うぎゃあああああ〜!
  
 

2005/12/16(金)  夢で会えたら
 
今日は昼に起床すればいいので、朝はゆっくり寝てやる・・・ 
とぬくぬくしていたら、『ギュイイイイ〜ンンッ!!』と大音量。 
一昨日の大家さんちの工事、まだ終わってないのか? 
昨日は小さくトンカンする音が聞こえただけと言っていたから(くりくり談)、音の出る部分は終わったと安心していたのに。 
よろよろと起き上がり、ベランダに出てみる。 
 
・・・・・ 
えっとー。 
な〜んか、音の方角が変。 
下から聞こえてくるというより・・・ 
って、ああっ! 
更地の隣じゃん! 
 
うちのベランダの真向かいは更地(売り出し中♪)で、その向って左隣がコンビニの建物、右隣には2階建てのアパートのような一戸建て(一戸建てのようなアパートかも)だが、その一戸建て(かアパート)が大規模なリフォーム中らしく、工事のおっちゃん兄ちゃんがわらわらいて、グイングインガガガガガッとそれは賑やかにやっている。 
って、ええー? 
 
小部屋にどすどすと駆け込み、寝ているくりくりを詰問。 
わし「工事してるの、一階の大家さんじゃないよ!更地の隣だよ!」 
くりくり「大家もしてたんだよ〜」 
わし「大家さんからは何の音もしないよ」 
くりくり「昨日まではしてたよ〜」 
わし「今日は更地の隣だよ。大家が終わったら間髪いれずにあっちで始まったよ。」 
くりくり「更地の隣もおとといから工事してるよ〜」 
 
え?えええええ? 
それって・・・それって・・・ 
一昨日と昨日は、下の大家と斜め向かいの家とダブルで工事? 
くりくり「そうだよ〜」 
 
なんなんだ。 
この界隈は、いったいどういうことになっているのだ。 
工事はどこででもあるけれど、ここはやたらに多すぎる。 
らくやらくや、かわいそうに。 
特に一昨日なんて、さぞうるさかったことだろう。 
ごめんね〜(涙)。 
 
家を出たとき、大工のおっちゃんに話しかけて確認。 
工事は20日までだけど、コンクリを削るのは今日の2時くらいまでなので、それ以降は大きい音はしないらしい。 
そうか。絶対に今日だけだな? 
うちには大事なイエヤマネコがいるんですからね。 
よろしく頼みますよ! 
 
帰宅後、くりくりから新情報。 
住んでいるのか空き家なのかは不明だが、大家さん宅の工事は終わったらしい。 
内装に手を入れて貸すつもりなのか? 
それとも単に、ちょっとした改装だったのか。 
先日運び出してた荷物というのは、改装を機に不要な家具を処分していただけ? 
窓のカーテンはいつも閉まったままなので、分からない。 
が、そこまではまあよい。 
工事が終わったなら、それでよし。 
 
ところがさらに新情報。 
リフォーム中の一戸建て(かアパート)は、ずっと誰も住んでいなかったらしいのだ。 
大きくて、けっこう新しそうな建物なのに。 
南向きの広いベランダがあって、日あたりもいいのに。 
空家だったの(驚愕)? 
 
この界隈は、いったいなんなんだ。 
無人くんが多すぎる。 
いくらコンビニがうるさいとはいえ、セタガヤ区で駅徒歩4分よ。 
変だ〜、変すぎる。 
どういう土地なんでしょうか? 
 
****************** 
 
頭の中が疑問符でいっぱいになりながら、お風呂にも入っていないのに、ばったり気絶寝。 
夢の中で、らくさん登場。 
ほかほかと日向ぼっこしているラクシュミーを撫でて、それから隣の部屋に行くと、いっちゃんが箱座りしていた。 
部屋のコーナーにまっすぐ頭を突っ込むようにして、お尻をこちらに向けている。 
お日様がさんさんなのに、ちょうど陽があたらないところ。 
いっちゃん、そこじゃ日向ぼっこにならないよ。 
もうちょっとだけ身体をずらしてごらん。 
そう話しかけて、撫でようと手を伸ばしかけたら・・・ 
 
「けっけっけ〜」 
「あっあっ。らく〜」 
「ケーっ」 
「まだ出るか?らく、まだ出るか〜?!」 
 
という、大変に騒々しい声や音。 
もう少しで手が触れるところだった王様が、淡々と遠くなっていく。 
やだー!いっちゃん、行かないで!! 
夢に戻ろうと頑張ったけど、いっちゃんはとうとう消えてしまった。 
もう少しだったのに。 
また置いていかれてしまった(涙)。 
 
ち。 
渋々と目を開ければ、すぐそこにラクシュミーのびっくり顔。 
らくや。 
せめてあと5分、ケーを待っててくれてもいいのに。 
・・・なんて、うそ。 
ケーしてたのに、起きてやれなくてゴメン。 
らくが大事だよ。 
らくがこちらにいてくれる限り、らくを置いて私だけいっちゃんのところへは行かないよ。 
約束します。
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2005/12/17(土)  ジャムちゃん、グレ子ちゃん
 
らくと一緒に、1日中、布団をかぶってベッドの中。 
寝ても寝ても眠い。 
ヨロヨロ起きてちょっと食べて、また眠くなって、ベッドに逆戻り。 
らくもテケテケついてきて、一緒に布団にもぐる。 
 
やらなくちゃいけないことはいっぱいあるのに、なあ〜んにもしていない。 
でも、ま、いいか。 
今日は(も?)、ダラダラの日なのだ。 
 
**************** 
わきの下でおっぴろがっているラクシュミーを撫でながら、ジャムちゃんやグレ子ちゃんのことを考える。 
たった今、おかーたまもおとーたまも、ジャムちゃんのことを想っているかな。 
りおっちは、グレ子ちゃんに話しかけているかもしれない。 
今週は、メールのやりとりをさせていただいてた方の大事な猫さんも、お引越しをした。 
虹の海を渡る船は、ずいぶんと賑やかだね・・・。 
 
みんなみんな、無事に航海して、楽しいことばかりの世界に行けますように。 
ご冥福を心からお祈りいたします。 
 
そう私が祈るまでもなく、どの猫さんもみんな、素敵な世界で遊んでいるに決まっているのだ。 
強くて優しくて、愛情深い魂たち。 
いつか会いに行くよ。 
みんなの世界に行けるよう、少しでも良いニンゲンになれますように。 
 
・・・と思ったそばから、お腹がすいたというくりくりに、 
「メシ?ないっ!アタシは主婦でもあなたのお母さんでもありません。そーゆーことをアタシに求めるな。」などと言い放っている。 
ああ。強く優しいニンゲンへの道は、果てしなく遠い・・・。 
 
************** 
ジャムちゃん。18歳。12月10日午後、楽しいことばかりの世界へ。 
ジャムちゃんの凛々しく美しい、ひとつの瞳を忘れない。 
 
 
 
グレ子ちゃん。15歳。12月16日朝8時40分、楽しいことばかりの世界へ。 
お引越しの前夜、自力でお水を飲みに行ったグレ子ちゃんの勇姿です。 
  
 

2005/12/18(日)  オレさまと布団
 
ずっと、ベッドの布団の上、ワタシの股枕で寝ていたイエヤマネコ。 
ところがです。 
12月に入ってから毎晩、私がベッドにいくと後を追ってきて、顔のすぐ横でだまって立っている。 
掛け布団を持ち上げてやるとズンズンと中に入り、私の胸にどっすんと寄りかかって腕枕。 
いっちゃんは1週間で添い寝だったけど、ラクシュミーは3回目の冬でやっとここまできた。 
なにはともあれ。 
でへへへへ〜。 
至福の冬の夜を堪能させていただいております。 
 
ところが、問題がひとつ。 
らくは私が寝ている間、何度か起きだしてご飯を食べに行くのだが、ベッドに帰ってきたときも、ただ黙って顔の横に立っている。 
気配に目を開けると、じと〜っとワタシの顔を見ながら、突っ立っているイエヤマネコ。 
掛け布団を持ち上げてやると、そそくさと中に入る。 
こんなふうに、いつも私の目が覚めればいいのだが、爆睡してて起きられないときもある。 
で、ふと気がつくと、らくが布団の上で寒そうにまん丸になって寝ていたりする。 
慌てて中に引きずり込むと、「やれやれ。あ〜寒かった。」みたいな態度で、身体をぐんぐん伸ばしたり、私の腕に絡み付いてきたり。 
 
らくや。 
一人で布団にもぐれるくせに、なんで私がベッドにいるときには、掛け布団を持ち上げてやらないと入れないの? 
それにさ、黙って立ってないでなんとか言いいなさいって! 
 
いっちゃんも布団に出たり入ったりを一晩のうちに何回も繰り返したけれど、戻ってくる度に「布団の中に入れろぎゃおす!」と大声で要求したよ。 
私がなかなか気がつかないと、頭を思いっきりネコパンチで連打された。 
それでも目が覚めないと、しまいには爪出しネコパンチだったよ。 
 
らくちゃんさあ。 
「オレさまの猫缶を開けるをすみやかに行いなさい。びょ〜ん!」とか「オレさまと遊ぶをただちに実行にうつしなさい。うみょ〜ん!」とか、いつもうるさく威張っているくせに。 
なんで肝心なところで要求しないのですかー? 
お互いのぬくぬくのために、ゼヒしてください。
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2005/12/19(月)  ほらほらほ〜ら、いい感じでしょ(強制)!
 
少しだけ、マザーボールと仲良くなったラクシュミー。 
 
・・・というタイトルの、やらせ画像。 
 
ほんとは、相変わらず避けて歩く。 
でも今回は私も粘るよ。 
一回心地よさを知ってしまえば、きっと・・・(願)。
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2005/12/20(火)  さあ!おふきなさい!
 
お尻を拭かれるとき、以前は抵抗したラクシュミー。 
「やだーっ!きら〜い!コロされるぅ〜ぅぅぅ。」 
 
最近では、無抵抗。 
それどころか、堂々とおっぴろがったままで、威張っているふうでさえある。 
「くるしゅうない。さあ!ケツをおふきなさい。」 
 
らくや。 
威張るとこと違うだろ? 
つか、自分でグルーミングしろ。 
 
写真・お尻ふきふきを待っているラクシュミー。 
抱っこ係のペチャパイはくりくり。
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2005/12/21(水)  おっさん生活
 
労働から帰宅して、カップ天麩羅ソバ食って風呂に入ってビール飲んで、寝る。 
あたしゃ単身者のおっさんか? 
そんなもんかも・・・。 
 
でも、ワタシにはらくがいるのだ。 
カップ麺を食べたら、らくと追いかけっこして食後の運動。 
ぬくぬく抱き合って眠り、朝はらくが耳元で「みょんみょんうびょ〜ん!」とわめいて起こしてくれる。 
わはははは〜。 
勝った!!(・・・?)
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2005/12/22(木)  イエヤマネコ流様式美
 
らくは、食う寝るの要求は私にしかしない。 
「布団に入れて〜(と、無言で枕元に立つ)」。 
「猫缶を開けるをただちに実行して〜」 
 
遊べの要求は、ほとんど私だが、たまにくりくりにもする。 
「ダダダしたいみょんっ」 
 
その他の雑用は、くりくりにいいつける。 
「そと見るから。だいどこのまどあけて。」 
「そと見たらさむくなったから。コタツ入るから。ふとん持ち上げて」 
などなど。 
 
らくは、お留守番のときは自力でこたつに入るくせに、ヒトがいると命令して布団を持ち上げさせる。 
絶対に自分で、もぐろうとしない。 
しかも、私もくりくりも家にいるときには、くりくりに言いつける。 
私の座っている横からコタツの上に飛び乗り、向こう側まで歩き、くりくりの腹の上にどっすんと飛び降りてから床に立ち、「コタツ〜いれろ」とわめく。 
なぜ、そんな面倒な手順を? 
私に言ったほうが簡単なんじゃ? 
 
コタツでは私は通路、通称『らくさまの花道』沿いに座っている。 
くりくりは私の向かい、窓際に座っている。 
だから「まどあけて」をくりくりに命令するのはもっともだ。 
でもコタツは、通路沿いの私のところから入れば簡単なのに。 
おまけに、普通に床を歩いてくりくり側に行っても距離にほとんど違いはないのに、わざわざ天板の上に飛び乗って横断していく。 
でもって、わざとのように、くりくりの腹の上に飛び降りる。 
 
わからん。 
家に私しかいないときは、私に「いれて」と要求し、通路沿いから入るのだが。 
そこに『くりくり』というファクターが加わると、なぜイエヤマネコの行動が複雑化する? 
 
・・・はっ。 
もしかして、これが様式美ってやつ? 
イエヤマネコ流コタツ道の作法だったのか。 
伝統芸のしきたりに、実用本位で即物的な「なぜ?」などという疑問を持つなど、野暮なことであった。
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2005/12/23(金)  1日おきのコロコロさま
 
新ぎゃおすマンションに越してきたばかりのころ、一時、らくのうんこちゃんが1日おきになったが、すぐに毎日に戻った。 
しかしここのところ、やけに寒くなってきてから、再び1日おきのペースになっている。 
しかも、硬めのコロコロだ。 
 
や〜め〜て〜。 
まだ2歳8ヶ月、便秘になるのは、まだまだ早い。 
らくや、水だ、水を飲め! 
冷たいからあんまり飲みたくないのかと、ぬるま湯を入れたら拒否られた。 
やはり普通に冷たい水がいいらしい。 
なんでもいいよ。 
とにかくもうちょっと飲んでみて。
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2005/12/24(土)  懲りないオレさま
 
夢中でダダダして、爪とぎハウスに激突。 
びっくりして一瞬ネコジャを踊ったが、たちまち立ち直り滑空を再開。 
とたんにタワーのステップに飛び乗り損ねて落下。 
 
らくちゃん。 
前方注意! 
足元注意! 
面白いけどね。 
怪我はしないでくださいよ。
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2005/12/25(日)  間に合わうハズだったのに
 
労働にかまけている間に、クリスマス当日。 
帰宅後、らくにご飯をあげて、すぐさま机に向う。 
 
8pm・・・クリスマスカード製作開始。あと4時間、間に合うか? 
 
10pm・・・もうちょっと、あと15分もあれば出来上がりそう。 
ああよかった。ほっとしたところで、少し休憩してお茶でも飲みましょう。 
 
10:15pm・・・紅茶も飲んだし、煙草も吸った。 
そろそろ仕上げをしてしまいましょう。 
・・・あら?身体がコタツに張り付いて立ち上がれない。 
ナニゴトだろう。 
だんだん身体が横倒しになっていくみたいな・・・ ・・・ややや? 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
1am・・・覚醒! 
って、え?ナゼ覚醒?まさか・・・ 
きゃ〜!寝ちゃったよ! 
25日、終わってるよ! 
いやあああ〜(涙) 
 
も、終わってしまったものは仕方がない(やけくそ)。 
メシでも食って、気を取り直そう。 
私はカップのカレーうどんをすすりながら、ラクシュミーはいつもの猫缶で、2005年のクリスマスは過ぎ去った。 
 
*************** 
いっちゃん。 
いっちゃんが最後にお留守番した日から、もう3年も経ったね。 
あれから毎年、12月になるたびに、あの日の朝のことを思い出す。 
今年も25日が近づいてくるほどに、苦しくなったよ。 
そして25日が過ぎると、ほっとする。 
いっちゃんは楽しいばかりの世界にいるから、もう何の心配もないのにね。 
 
何年も何年もたてば、屈託なく12月を迎え、クリスマスを心から楽しめるときがくるのかな。 
でも、なくてもいいの。 
苦しい気持ちも、いっちゃんに繋がる大切な思い出だから。 
 
写真:クリスマスの窓の外に、あらぬモノを見たわけではありません。 
追いかけっこして尻尾ボンになってタワーに逃げ込み、窓の外なんか眺めて知らんぷりしているイエヤマネコです。
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2005/12/26(月)  もう書くもの飽きたくらいの出来事で
 
朝10時に起きれば良かったのに、9時に目が覚めた。 
どこかの工事がうるさい。 
またかよ! 
どこだよ! 
 
コーヒーを片手に、ベランダに出て偵察。 
目に入る範囲内では、工事をしている様子はない。 
が、とんとんかんかん、ときたまキュイ〜ンと電ノコらしき音が響くことから、現場はすぐ近くのはず。 
つか、ダイレクトに響きすぎじゃ? 
・・・え?もしや。 
 
コートを引っ掛けて、1階の大家さんの部屋へ。 
お兄ちゃんやおっさんが大勢出入りして、盛大にやっている。 
ビンゴ♪ 
って、喜んでる場合と違〜う! 
 
大家さんの部屋の工事は、もう終わったと思っていたけど? 
混乱したので、一回退散。 
部屋に戻ってハテナマークを飛ばしながら、とんとんかんかんキュイ〜ンを聞いているうちに、怒りが湧いてきた。 
なんなんだよ〜! 
 
現場に戻り、責任者を呼んでもらう。 
工事は明日までで、年明けは10日から再開するそうだ。 
うるさい部分は、今日明日、それに1月10日〜12日くらいまで少しあるらしい。 
それ以降はクロスの張替えなどで、音はしない。 
工事自体が終わるのは、予定では20日だそう。 
 
概要が分かったところで、いつもの質問。 
ワタシ「こういう音が出る工事をする際に、近隣やマンション内の住人にお知らせはしないのですか?」 
責任者「あ・・・。あの・・・・。お知らせをしましょうかと言ったんですが・・・。こちらの方が・・・。だいたいで・・・」 
ワタシ「・・・?。だいたいってなんですか?」 
責任者「お知らせはしなくてもいいと。」 
ワタシ「この部屋の持ち主が、そう言ったんですか?」 
責任者「はい・・・」 
 
この部屋の持ち主イコール大家さんで、このマンションの持ち主でもある。 
大家がそういう態度か?びっくりしちゃ〜う♪ 
びっくりついでに、もうひとつ質問。 
ワタシ「ここ、誰も住んでないの?」 
責任者「ずっと誰も住んでないです」 
ええっ? 
あたし、驚愕しちゃいます〜う♪ 
 
ワタシ「あのあのあの・・・。2月にはいらっしゃいましたけど?」 
責任者「ああ。その頃はね。でも春くらいからは誰も住んでいませんよ。」 
ワタシ「誰も住んでいないのにリフォームするの?貸すのかなあ。」 
責任者「娘さん夫婦が住むことになったらしいよ。」 
 
ああ、なるほどね・・・。 
お仕事中、お邪魔しました(皮肉ではなく、そう思った)。 
そうか〜。そういう事情か〜。 
 
にしても、大家のアホンダラ。 
タダとか格安で、ボランティアで部屋を貸してさしあげているわけじゃないだろう? 
こちらはしっかり、払うものは払っています。 
だからさあ、そっちもやることやってくれ〜! 
リフォームするのはけっこうですよ。 
だけど一言、お願いだから知らせてください(懇願)。 
 
部屋に帰って、管理している不動産会社に電話して事情をチクる。 
不動産屋も驚愕。 
「え?リフォームの工事?」 
「誰も住んでいない?」 
「お知らせしなくていいって言った?」 
「あのあのあの・・・。うちでは一切、知らなかったことで・・・あのあのあの・・・(しどろもどろ)」 
 
不動産屋が本当に知らなかったとしたら、うろたえるのには理由がある。 
そこは地元の大手建築会社の中にある、不動産&リフォーム部というところなのだ。 
このマンションの施工はその建築会社だと思うし、このあたりの公共の建物も、ほとんどそこが請け負っている。 
地元の建築関係を牛耳っている会社なのだ。 
自分のとこの管理物件なのに、一言の相談もなく、大幅なリフォームが進行していることにも驚いたのであろう。 
 
不動産屋があまりに焦っているので、少々気の毒になってきた。 
で、つい 
「大家さん、こんなに大きな音がでる工事になるって知らなかったのかもしれませんね。」と言ってしもうた。 
すると不動産屋、突如として明るい声で、「そうですきっとそうです、音が出るって思っていなかったのでしょうねアハハハハ〜」 
ワタシもつられて、「アハハハハ〜」 
 
展開がおかしなことになってきたが、まあよいわ。 
どういう理由で、どのくらいの音がして、いつ終わるのかが分かっていれば心は静まります。 
でもね。こんなことが続くとね。 
ワタクシ、言っちゃいけないことまで言ってしまいそうよ。 
「ボケ。カス。賃貸人をなめとんのかワレ。ネコの運光さま煎じて飲みさらせこのくされ○○○。 
∠ЮёжлШ・・・ΛΠΣΩΨ・・・・・・ピーッ(放送禁止)」 
 
ワタクシだって、言いたくありませんわ。言わせないでくださいな。 
よろしく頼みますよう。 
 
**************** 
クリスマスのご馳走も贈り物ももらえなかったイエヤマネコに、今日は白魚の刺身を買ってきた。 
らくさん、大興奮でわっしわっし食べている。 
たくさん食べたね。 
白魚、そんなに好きだったのね。 
また買ってくるよ。 
らくの美味しいは、私の嬉しいだもん。 
らくや、ありがとね。
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2005/12/27(火)  クリスマスプレゼント
 
食料買出しの帰り、商店街の布団屋の前を通ったときに、突然として「ネコは羽毛布団が好き」という考えが浮かんだ。 
銀色ちーちゃん@美帆ちゃんも、大好きらしい。 
他にも、そういう猫さんの話を何回か聞いたことがある。 
ネコが好きなら、イエヤマネコも好きかもしれない。 
 
以前、うーちゃん@かよさんが、『「羽毛100%の膝掛け』を買ってもらったのを読み、いいなあと思ったのだ。 
さっそくラクシュミーにも! 
張り切ってご購入ボタンを押そうとしたが、ああ出遅れた〜。 
売り切れだった。 
 
そんなこともあったので、布団屋に反応したのかも。 
そこの店は小さくて、ちょっとシャレた感じで、初めは外から中を伺っていたが、意を決して中へ。 
本気か? 
本気で羽毛布団を買う気か? 
手の届かない値段だったら、ごめんなさいをして出てこよう。 
どきどきどき。 
 
布団屋さんのおじさんは、親切だった。 
羽根布団について、いろいろ説明をしてくれる。 
私にも購入可能なものがあったので、西川の羽毛布団をお買い上げ。 
らくやらくや、ぽんぽんでフカフカのお布団だよ! 
2日遅れちゃったけど、クリスマスプレゼントだよ〜! 
 
ところが、らくさん。 
ぽんぽんでフカフカの上に乗せると、おお慌てで走って逃げる。 
何回乗せても、何回でも逃げる。 
もしかして今夜、一緒に寝てくれないつもりか? 
ああ、どきどきの夜。 
 
写真:羽毛布団の上に、むりやり乗せられているラクシュミー。 
くりくりが手を離したとたん、全力疾走で逃亡。
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2005/12/28(水)  この際だからくりくりにも
 
昨夜、初めての羽毛布団の夜。 
「もう寝るよ〜」とベッドに誘っても、らくはやってこない。 
うう。 
ぽんぽんフカフカは気に入らなかったのか。 
無理に連れ込んでも、どうせすぐに逃げてしまう。 
仕方がない。 
今夜は久しぶりに、一人で寝るよ。 
あ〜あ。羽根布団をかけてても、らくがこないと寒いなあ。 
 
眠ってからどのくらい経ったのか、気配を感じて半目を開けると、そぐそこにラクシュミーの顔。 
布団を持ち上げると、ズボっと中にもぐってきた。 
よしよし、一緒に寝ようね。 
らくと一緒に羽根布団。 
うひひ〜。なんてあったかい。 
 
あったかすぎて、朝、起きたときには、汗ばんでいたほど。 
らくもちょっと暑かったようで、布団から出たり入ったりを何回か繰り返していたが、なんにしても一緒に寝てもらえてよかった。 
まだ一晩めだもんね。 
これから慣れてくれば、もっと落ち着けるよ。 
毎晩一緒に、ぬくぬくで眠ろう。 
 
昨日購入したのはラクシュミーへのプレゼントなので、 
『羽毛布団はらくのもの→らくは私と寝る(から)→らくと私が使う(ことになり)→らくと私(だけ)はほかほか』 
そして一方、くりくりは。 
北向きの寒い小部屋で、ポリエステル綿の布団をかけて寝ているのであった。 
 
ふう〜ん・・・。 
ちょっとカワイソな気がして、本日、同じ羽毛布団をもう一枚ご購入。 
くりくり、クリスマスプレゼントだよ!よろこべ〜。 
 
素直に、「わ〜いありがとう」と喜ぶくりくり。 
いつもは、私が新しい寝具などを買うと、「オレはべつにいらなかったのに。今ので充分だし。」なんて言うくせに、今回はすぐさま自分でカバーをかけたりして、いそいそと準備している。 
あら。ほんとに嬉しいみたいだよ。 
らくの羽毛布団が、うらやましかったらしい。 
 
写真:ぽんぽんフカフカに埋まるらくさん
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2005/12/29(木)  エラとヒレ希望
 
午後からプール。 
今年最後の泳ぎ納め。 
私は自分のペースでなら何キロでも泳げる・・・ 
はずだったのに、今日は3km泳いだあたりで、腕がダルくなってきて終了。 
これじゃ無駄にムキムキとついている腕の筋肉が、本当に無意味なモノになってしまう。 
なんで、こんなことになってしまったか。 
ああ、胸ビレや背ビレさえあれなあ・・・。 
尾ビレがあれば、みっともないバタ足なんかしなくても、優雅に水中を進めるのに。 
あとはエラを希望します。 
息継ぎなんていう、無駄な動きをしなくてすむ。 
ずっと水の中で暮らすのだ。 
 
でもそれじゃ、らくと布団をかぶって寝れないじゃん・・・。 
ああっ、困った。どうしよう〜。
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2005/12/30(金)  犬と猫
 
来年は戌年か〜と思っていたら、どこかで犬と猫の違いについて読んだことを思い出した。 
文章は違うが、内容はこんな感じ。 
 
■犬・・・ 
ニンゲンは食住を与えてくれて、いろいろ世話もしてくれる。 
ニンゲンは偉い。 
(だからカイヌシには敬意を払って、命令も聞く) 
 
■猫・・・ 
ニンゲンは食住を与えてくれて、いろいろ世話もしてくれる。 
それはオレが偉いからだ! 
(だからカイヌシには命令をして、こき使う) 
 
(カッコ内は、私が勝手に付け足した部分)
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2005/12/31(土)  イエヤマネコの催促修行
 
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お正月の買い物、食料品とお花など。 
らくには赤い首輪とホタテのお刺身。 
帰宅後さっそく首輪を着替えてもらったが、らくや、あんた、赤が似あわないねえ・・・。 
垢抜けないったらありゃしないけど、お正月の縁起物ということで、松の内くらいまでは付けといて。 
 
***************** 
夕方になり、らくが何やら「みょんみょん・・・うぇ〜ん」と訴える。 
ご飯は入っているし、遊ぶでもないし、トイレは掃除してあるし、いったいぜんたい何のご用ですか? 
お伺いをたてても、「みょんみょんうみょ〜ん」で、いっこうに要領を得ない。 
分からないので放っておいたが、夜になってご飯をあげるときに、やっと気がついた。 
朝、フードを替えるのを忘れていた。 
まだけっこうお茶碗に残っていたので、てっきり交換したと思い込んでいたけれど、そういえば朝も、「まだいっぱい残っているから、もう少ししたら交換しよう」と思ったんだっけ。 
で、それっきり放置、と。 
 
なるほど。 
さっきの「みょんみょん」は、「あたらしいごは〜ん」だったのか。 
ごめんよ。 
カリカリが出しっぱなしで、まずくなってるだけならなだいいけれど、もしかして酸化しちゃってたかな。 
すまなかったけれど、もう少し分かりやすく訴えてくれないかなあ。 
なにしろワタクシは、バカカイヌシなんですからね。 
 
いっちゃんはご飯の催促をするときは、空っぽのお茶碗の前で踏ん張って、「ぎゃおす!ぎゃおす!」と威張っていた。 
あるいは、まず私の足元に来て、「ぎゃお〜す!」と一声。 
「なあに?」と聞くと、ぎゃおぎゃお鳴きながら、王様ご膳まで誘導してくれた。 
するとたいていは、お茶碗が空っぽになっているという、非常に分かりやすいものだった。 
しかしその頃、私はフードの酸化のことを知らなくて、置いておいたカリカリは湿気たりしてまずくなるという考えもなかったので、空っぽになっていないときには、「まだ入っているでしょ」などと取り合わないこともあった。 
平気で24時間くらいは、そのまま入れっぱなし。 
いっちゃんは「新しいご飯ぎゃおす」と催促しても取り合ってもらえずに、あきらめて、まずくなった酸化したフードを食べたときも多かったに違いない。 
取り替えるにしても、面倒くさいときには古いのをただぽいっと捨てて、お茶碗を洗いもせずに、そのままザラザラと新しいのを入れるだけ。 
器に雑菌が湧いていたかもしれないなあ。 
 
もっとも、いっちゃんの腎不全が発覚するまでは天然保存料ナンタラの自然食カンタラのようなフードではなく、合成保存料たっぷり(と思う)のカリカリだったから、酸化も雑菌もなかったかも。 
ああよかった・・・。って、ちっともよくな〜い(涙)! 
王様王様、ごめんなさい。 
私がいつか、苦労のない世界でいっちゃんと再会できたら。 
「いっちゃ〜ん!会いたかったよ〜!」 
互いに駈け寄る王様と私。 
ひしっと抱き合った瞬間、王様にバックドロップをキメられて、 
「マズいカリカリ食わせやがってぎゃお〜す!」 
「ごめんなさいごめんなさいもうしませ〜ん!」 
それでもいいや。会えるなら。 
 
そして一方、らくさんは。 
ご飯の催促だろうが、遊べの催促だろうが、私の足元に来て「みょんみょんうぇ〜ん」で変化がない。 
なあに?と聞いても、ただ顔を見ながら「みょんみょんうぇ〜ん」。 
誘導などという高度な技は、まだ開発できていない模様。 
しかも声が、ちょー情けない。 
ぎゃおす!と命令どころか、鳴き声でさえなく、泣き声だ。 
泣き落とし作戦か?らくや、それにしても、まだまだだね。 
いっちゃんのときよりも、少しはワタシが気を配っているので、そのぶんラクシュミーはぼーっと暮らしているのだろうか。 
 
脳みそ振り絞って必死に要求する必要が、いっちゃんは多かったからね。 
王様はサバイバルしながら育ったようなもので、だから賢くなったのかな。 
いっちゃん、よかったね・・・。って、それっていいのか〜(涙)? 
王様王様、ごめんなさい。 
いつか再会してひしっと抱き合った瞬間、王様にウエスタンラリアートをキメられて、 
「自力で育ったようなもんだぎゃお〜す!」 
「ごめんなさいごめんなさい次こそはしっかり・・・!」 
それでも嬉しい。会えるなら。 
 
あ。ところでらくや。 
ワタシはいっちゃんの第一家来だけれど、あなたの家来ではありませんのよ。 
だってあなたは王様じゃなく、(自称)オレさまだもの。 
ワタシはあなたの家来でもお母さんでもないけれど、ベストパートナーになれたらいいなと思っています。 
ワタシはあなたを『ペットの動物』とは思っていないし、『飼っている』つもりもなく、かといって『一緒に暮らしていただいているラクシュミーさま』という意識も・・・ 
ちょっとあるけど、ほんとはね。 
どちらが上でも下でもなく、対等な立場で、家族として、お互いが気持ちよく暮らせたらいいなと思っています。 
らくがうちに来てくれて、私はとても幸せだけれど、らくも『連れてこられちゃったから仕方なく・・・』ではなくて、好きで私たちと暮らしていてくれたら嬉しい。 
らくが楽しかったら、もっともっと嬉しい。 
らくが幸せだったら、私も最高に幸せ。 
 
今年ももう少しで終わるけれど、来年も再来年も、らくのベストパートナーになれるように頑張るからさ。 
実行が伴わないけど、つもりだけはあるんだよ。 
だから何かの催促はもっと分かりやすく! 
ね。お願いしますよ〜。(←言う事がすでに矛盾しているバカカイヌシとかバカカゾクとか) 
 
**************** 
年越しそばは、例年通り天ザルで。 
天麩羅は私の担当で、蕎麦はくりくり。 
おととしは、衣をはずした海老天を夢中で食べたラクシュミー。 
去年は拒否。 
今年は・・・ 
あげるのを忘れて、ニンゲン2名だけで食べちゃった(!)。 
ああ、ほんとに『つもり』だけのバカカイヌシを貫いたまま、2005年が暮れていく。 
 
***************** 
クリックで拡大表示 ( .jpg / 66.0KB ) いっちゃん&おとーちゃんの祭壇に飛び乗ったラクシュミー。 
いかんことだけど、何も倒さずにこんな狭い場所に飛び乗るなんてスゲい。 
思わず褒めてしまったではないですか。 
  
 

 2005年 12月  

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