王様紹介

知・徳・美と3拍子揃った偉大な王様
(あるいは泥棒柄で鈍い猫)

本名:ストロベリー・スウィート・エンジェル・プリンセス(オスだけど。この名前で呼ばれたのは過去3回のみ)
呼び名:いっちゃん、いち、いちごさん、王様、うんこちゃん、不死鳥いっちゃん、がんこ君、冷たい旦那さん
生年月日:1983年5月15日 誤差+−5日以内
性別:オス。生後10ヶ月でおかまに。
職業:王様
仕事:王国の統治、王国に君臨すること、家来のお守りと調教、日向ぼっこ
出会い:1983年7月1日
慢性腎不全暦: 2002年の5月下旬に食欲が落ちて、病院へ行ったら慢性腎不全の診断。6月1日から3日間、入院。
退院してからは上げ膳据え膳の生活。何をやっても絶対に怒られることはない。ある意味、最強の武器を手に入れたともいえる
お引越し:2003年6月7日午前0時32分
偉さグレードアップで「苦労のない世界」で新たに君臨するためにお引越し。向こうでは大宴会が開かれているらしい

名前の由来:赤ちゃんいっちゃんがあまりにかわいくて、甘ったるい単語をずらずら並べた。勢い余って、オスなのにプリンセスまでくっ付ける念の入れよう。友人達からの「ばか?」との忠告を全部振り切り、強引に命名。
しかしフルネームでは長すぎてとても呼べない。ストロベリー→いちご→いっちゃんと、超平凡な呼び名に落ち着きました。

性格:臆病、人見知り、寛大でおっとり優しいが、家族に対してだけ暴君なところもあり。

なんでもかんでも怖い。知らない場所、怖い。知らない人、怖い。ネコジャラシでさえ怖い。いくらおもちゃを買っても、びびって逃げるばかりで遊ばない。

そんな臆病な王様なのに、私が「きゃ〜」などと言うと、部屋のどこにいても「あわんあわんあわん」と鳴きながら、すっ飛んで来てくれます。
くりくり(同居人)とちょっと大きい声で言い争いになると、くりくりの足を噛んで攻撃。常に私の味方をしてくれる。
私がいっちゃんを連れて父の家に転がり込んだとき、最初の頃は父が私の部屋に入ろうとすると、いっちゃんがドアのまん前に踏ん張って立ち「ふぅぅぅう〜」と父を威嚇して中に入れなかったらしい。私には「ふ〜」なんて一回も言ったことなかったのに。

うちは4階なのですが、開け放した窓からゴキブリが飛んで入ってきたことがありました。いっちゃんはぴょんと飛び上がって、ソファにいた私のところまで走って逃げてきて、私の背中の後ろに隠れながら顔だけ出して様子をうかがっていました。

ある日、家に帰ってベッドの上のいっちゃんを撫でたら、なんだか様子が変。なんだろ?と思ったら、いっちゃんの前方50cmくらいのところ、ベッドのふちにカマキリがいて、しきりに手を振り上げて威嚇していました。いっちゃんはそれで動けずに、固まっていたのでした。

おっとりしてます。我慢強い。わりとされるがままになってくれます。めったに怒らない。

社交性: 普段はとても人見知りで、お客さんが来ると押入れに入ったまま出てこない。お腹がすくと、ものすごく警戒しながら小走りに出てきて、大急ぎでご飯を食べて押入れに帰って行きます。
しかし中には、なぜか怖くないお客さんもいるらしく、自分からは近寄らないけど逃げもしないで部屋で一緒に過ごし、だまって撫でられていることもあります。

他の猫さんに対しては、いろいろでよく分からない。押入れに逃げ込んで「うぅぅぅ〜」とうなってることもあれば、一緒に遊ぶ猫さんもいました。

旅行に行くときは父に預かってもらっていましたが、父の恋人ミーちゃん(猫・メス)とは、たまにしか会わないのに仲が良くて、ミーちゃんの面倒をよくみていたそうです。ご飯はミーちゃんが食べ終わるのを待って、それから自分が食べる。ベランダの探検には、いっちゃんが先に歩き、その後ろをミーちゃんが追っていたそうです。しっぽをぱたぱたさせて遊んであげたり、それは優しくミーちゃんをかばっているかのようでした。
ミーちゃんは気が強くて父にだけべったりで、私は近づくこともできなかったのだけど。

特徴:喉をごろごろ鳴らせない。鳴らさないのか?20年一緒にいて、聞いたことがありません。撫でていると、うっとり気持ち良さそうにして「ずび〜、ずび〜」と鼻息が荒くなります。

呼ぶと「にょんにょんにょんにょんにょん〜」と返事をしながらそばに来ます。犬のようです。

おいしいものを食べるとき、鼻に皺がよります。最初だけ「にょんにょんにょん〜」と言いながら食べることもあります。でも食べているお皿をひょいっと取り上げられても、ぼ〜っとして文句もいいません。あまり食べ物に執着がないようです。

お気に入りのおもちゃ:ネコジャラシも小さいねずみさんも、とにかく全て怖いので、じゃれて遊ぶ一番のお気に入りは「家来の手」。私と遊ぶときは噛まない、ツメを出さない王様ですが、くりくり(同居人)が相手だとキバもツメも出します。一時期ふすまの向こうが冷蔵庫、こちら側がベッドという、おかしな家具の配置だったことがあり、その時はふすまを少し開けて冷蔵庫越しに手をひらひらさせると、ベッドの上のいっちゃんが狂ったようにじゃれ付いてくるという、通称「冷蔵庫」という遊びが流行っていました。「いっちゃん、冷蔵庫する〜?」というのが、お遊びの合図。

次に好きなのが「髪の毛をしばるゴム」。私もくりくりも髪が長いのでゴムは必需品ですが、片っ端からいっちゃんがどこかへやってしまう。
それから、パンの袋の口などをねじって止める、ワイヤーの入ったキラキラしたヒモのようなもの。
あとはくりくりが仕事で使う、直系5cmくらいの黒くて丸いスポンジ。

フェティシズム:コンビニ袋などの、白〜半透明のがさがさする袋が大好きでした。のちに東京都推奨半透明ゴミ袋と出会ってからは、こちらに乗り換えた。押さえ込んで舐め倒し、しまいには身体全体すっぽり中にもぐってうっとり。そのまま寝てしまうことも多い。顔がイっちゃってます。またたびよりもよっぽど飛べるらしい。

食生活:(2002年6月に慢性腎不全が発覚する前までの話です)
主食はモンプチのカリカリ。新製品が出ると買ってみるのですが、最初は食べてもすぐに飽きてしまい、すぐにモンプチに逆戻り。2002年まではモンプチドライは5種類の味がありました。1つだけあまり好きじゃないのがあったので、4種類の味が違うモンプチを1回ごとにローテーション。2回に1回はかつおぶしをパラパラと振りかけます。

おやつは日替わりで。一般食の猫缶、お刺身、カニカマ、つみれ、なまり、味付け海苔、焼き魚の皮を取った身の部分、しらす、にぼしなど。

ご飯はちょびちょびと何回にも分けて食べるので、カリカリはいつも置きっぱなし。無くなったら足すか、朝と夜に残っていたら捨てて新しいものを入れていました。

のらの経験がないので、食べ物に執着は無く、がっつくことはありません。そして嫌いなものは頑として食べない。お刺身も特売のはなぜか食べない。高価なものほど、よく食べます。

生活パターン:今の部屋に越してきてから腎不全で体調を崩すまでの10年近く、ほとんど変わりませんでした。

朝、私と一緒に起きてソファの「おれの場所」に移動。天気がいい日はベランダの玉座で日向ぼっこ。くりくりが起きると入れ違いにベッドに戻り、うとうと。夕方になると西の玉座に移動して、夕日を浴びて金色に光りながらうとうと。日が暮れるとソファの「おれの場所」にどっしりと陣取り、私やくりくりを監視しつつうとうと。
深夜になると自分から寝室に行き、ベッドの上から「もう寝るぞ」と私を呼ぶ。くりくりしか寝ていないときは、絶対いっちゃんはベッドに行かない。私が寝るまでソファの上で待っています。しかも私の隣でしか寝ない。私とくりくりの真ん中に挟まってくれれば平和なのだけど、頑として私の左隣(くりくりは右隣)。これでくりくりがいじける・・・。

春と秋は私の枕をぶん取って、伸びて寝ています。時々なぜか私の顔の上にどっかり座り込むこともあり、息ができない。寝不足になる。
冬は掛け布団の中で腕枕。暑くなると布団から出て、寒くなると私の頭をちゃいちゃいと手で引っかいて「布団の中に入れろ」と催促。これを一晩に何回も繰り返すので寝不足になる。
こんなにべったりなのに、絶対私のほうを向いて寝ない。ベッドでは、いつも私に背中を向けている。冷たい旦那さんのようです。

夏は押入れで一人で寝ます。さみしい・・・。

いたずら:ほとんどしない。一回だけ私の留守中に、ティッシュペーパーの中身を箱から全部出したことがありました。特に叱らなかったし、ティッシュの箱も同じ場所に置いておいたのですが、それきり2度はやらなかった。やってもいいのになあと思っていました。

運動能力:子供の頃から、ほとんど暴れたことがない。高いところにも登らない。うちのベッドは高さが約80cmあり、押入れの上段と同じ位ですが、それ以上高いところにいるいっちゃんを見たことありません。うんこちゃんのあとにダダーっと走ることはありますが、一瞬でおしまい。鈍いのかと思っていたけど、19歳で腎不全になり体調を崩すまで変わらずにベッドに飛び乗っていましたから、そうでもないのかも。