| いちごさん、投薬バトル開始ですね。 こちらが「飲め〜コラ!」のテクニックを習得するほどに、猫さんは「飲まんわいフ〜ンだ!」の技を磨いてくるものです。 両者にとって、切磋琢磨の真剣勝負の日々です。 でもね、大丈夫よ。 ちょっとの間は、あの手この手の攻防戦が続くかもしれませんが、お互いに負担のないように共同作業で楽々こなせる方法がきっと見つかるからね。 投薬タイムも、猫さんとの濃厚で愛しい時間の一部ですものね。
で、なぜ腎不全になると血圧が上がるのかについてですが。 前のほうでテリーさんが専門的に説明してくださっているので、蛇足程度にお読みくださいね。 といいつつ、ややこしいので長くなってしまうのですが・・ まず腎臓の役割ですが、主なものは血液中の老廃物を濾すこと、体液の調整などです。 血圧というのは、血管にかかる圧力のことです。 で、高血圧になる原因は、おおまかに分けると2つあるようです。
1、腎臓に不具合があるとナトリウムや水分が適切に排泄されないため、薄くて大量の血液になる→血管に圧力がかかる(大量の血液を通すために、血管がぱんぱんになる)→これすなわち高血圧
2、腎不全などで糸球体(血液をろ過するための毛細血管の集まり)の数が減少する→腎臓全体に流れ込む血液の量が減少する→少ない血液量しか入ってこないので、血圧が下がったと勘違いする→ちゃんとした一定量の血液が流れ込むようにしなければ→血圧を上げる物質を分泌する→腎臓に血液は流れるようになるが、高血圧
しかし血圧が上がったことで腎臓に一気に大量の血液が流れ込むと、正常な腎臓の入り口の血管(腎動脈)にダメージを与えてしまいます。 するとますます腎臓に流れ込む血液の量が減り、腎臓はますます血圧を上げる物質を分泌し・・・と、腎不全が先か高血圧が先かという、ぐるぐるの悪循環に陥ってしまうらしい。 だから腎臓の機能を維持するために、血圧を下げることは有効なのだそうです。 (ちなみに血液(体液)を調整するのは腎臓の役目なので、勘違いしたり血圧を上昇させる物質を出すのも腎臓です。)
と、腎臓と血圧の密接でややこしい関係をすっごい大雑把に書いたのですが、はしょりすぎて違うニュアンスになっていたり、もしくは私が大得意の間違い勘違いも含まれている可能性大です。 どうかくれぐれも、参考程度であまり真剣に読まないでね。 それと、「違う!」をお気づきになられた方は、どうか遠慮なく突っ込んでください。お願いします。
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