お腹マッサージ ~ 上級・うちの場合

 仕込み

王様、うすく血便するようになってしまいました。
腸の病気とかではなく、直腸近辺の粘膜が乾燥気味なので(歳のせい)、うんこちゃんで擦れて軽く擦り傷になり出血。
人間だと「」だそうです。

対策として、排便前に指で肛門内部にオイルをたっぷり塗りつけておきます。
マッサージしなくても、これが刺激になって便意が来ることもあります。

 便意を起こさせる

  1. 猫さんを左を下にして横に寝かせる
  2. 自分の手をしっぽ側から猫の脚の間に入れる
  3. 左足の付け根あたりをまさぐります。ころころだったり棒状だったり形はいろいろですが、ちょっと硬い塊が手に触れたら、それがうんこちゃんだ!

    おしっこが溜まっていたり、太った猫さんだと分かりづらいかも。

  4. 溜まっているはずなのに糞隗がない場合は、どこかに隠れてます。

    慣れてくると見つけ出せますが、そうじゃなかったらしばらく放っておいてまた捜すと、出てきてることも多い。

  5. 糞隗を確認したら、それを上から下に、そっと優しくゆっくり撫で下ろします。

    それを便意がくるまで何回もくり返す。

    いっちゃんの場合は早いと3分、遅いと2時間かかることもあります。

    でも1時間やって便意が来なかったら、またあとで、にしたほうがいいと思います。

  6. お腹マッサージしてて、猫が「にゃっ」といってトイレに急いだら、便意が来たのでマッサージ終了。

    たまに、おしっこだったというフェイントもありますが。

こんな感じでお腹マッサージ

上から下へと撫で下ろしますが、中心は中指。
手首の動きを軟らかく、華麗な舞いを舞うように。
(私はこれで腱鞘炎になりました)

 便意がきたら

イレでふんばる編  

  • 自力で出せるなら、お手伝いはここで終了。
  • なかなか出なくて吐いちゃう場合は、ふんばってる猫のお尻の下を、床にはいつくばって覗き込む。
    人には見せられない姿です。
  • 肛門からうんこちゃんの頭が出てきてたら、つかんで引っ張り出す。
  • 肛門が開いて中のうんこちゃんが見えているのに、頭が出てきていない場合は、肛門のふちをそうっと引っ張りぎみに押し下げると、頭が出てくることが多い。
    あくまでもそうっとね。

寝うんこでふんばる編

どうしても頭が出てこない場合は、猫さんにお願いして横に寝たままふんばってもらおう。
真っ赤な直腸が丸見えで、自分が気を失いそうになるけど踏みとどまる。

寝うんこ+しぼり出す編
★ 糞隗がそれほど大きくなく、そのままで肛門を通過可能な場合

  • マッサージしてて、うんこちゃんが出口付近まで降りてくると、肛門がふくらんできます。王様はこのあたりで、ふんばりだしてくれることが多い。
  • 盛り上がってふくらんだ肛門の根元を、やさしく、でもしっかりとつかんで(つまんで、かな?押さえて、かも)、うんこちゃん、逃がさないわよっと捕まえておきます。
  • 根元をつかんだまま、中身(うんこちゃん)だけを、出口まで押し上げるようにして移動させます。
  • 穴が開いてうんこちゃんが見えてきたら、さらに穴のふちを優し~く、気持ち引っ張る感じで押し下げる。
  • 頭が出てきたら、そのまま押し出すか、つかんで引っ張り出す。

★ 肛門よりも糞隗のほうが大きく、そのままでは通過不可能な場合。
あるいは縦のものが横になってしまって、校門を通過不可能な場合

  • 肛門が開いたら、オリーブオイルをたっぷり沁み込ませた綿棒を入れて、うんこちゃんを崩しつつ、かき出す。
  • 猫さんのふんばりが弱い場合、肛門に綿棒を入れると、うんこちゃんが奥に押し戻されてしまいます。ちょっと技術を要しますが、片手で糞隗を移動しないようにお腹の上から押さえつつ、もう片方の手でかき出します。
    最初のうちは、お腹をマッサージし続ける係りと、かき出し係り、2人でやるとうまくいくかも。
  • 綿棒がうまい具合にうんこちゃんに引っかかれば、1回でごそっと塊ごとかき出せます。気持ちのいいもんです。
  • 綿棒がなるべく腸壁に触らないように注意します。触っちゃうんだけど・・。

王様はこれで今のところ出せてます。
でも、ふんばって吐くことは多いし、難産の時は何日かかけて少しずつ出すこともあります。

大事なのは『無理をしない』こと。
マッサージ、しぼりだし、綿棒でかき出し、どれも力を入れる作業ではありません。
必要なのは、ひたすら根気。
なかなか出なくて猫さんが疲れてきたら、すっぱりやめてまた明日、くらいのほうがいいと思います。

 

うんこちゃん出ろ出ろ大作戦・3種の神器

オリーブオイル、綿棒、ウエットティッシュ(赤ちゃんのおしり拭きも可。厚手・低刺激で使いやすい)

 最初、肛門内部にオイルを塗るときには、思い切り深爪して指をブラシでごしごし洗ってから素手でやっていました。

しかし万が一にも王様に怪我をさせちゃならんから、何かで指をカバーしたほうがいい。

うちの獣医さんのお勧めは、薬局で売ってる『指サック』。
細、中、太と3種類ありますが、どれも私の指にはサイズが合わなくて使いにくかったです。
次に試したのが『コンドーム』。
とっても薄くてよく伸びて、こちらのほうが微妙な指の感覚が損なわれずに使いやすい。
人差し指か中指にはめて、ぴっと張って、余った部分は手の中に握っておきます。

うちでは使っていませんが、一番使いやすいのは手術用・医療用をはじめとする『極薄ゴム(ラテックス)手袋』かもしれません。 
獣医さんに分けていただくか、市販品もあります。

楽天で『医療用手袋』『手術用手袋』で検索したら、たくさんヒットしました。
ケンコーコム内の『メディカル用手袋』、『介護用手袋』なども同様。 

美容師さんがヘアカラーを施術するときなどに使うゴム手袋も応用できるとかと思います。
例えば『オカモトビューティグローブ』で検索すると、販売店がヒットします。


指サック
普通の薬局で買えます

楽天にあった医療用手袋

指サック、手術用手袋、いずれも事前にオイルをたっぷり塗っておきます。

 ごく稀に、ゴムアレルギーの猫さんがいるそうです。
その場合は何か他のもの、例えばサランラップを指に巻きつけるなど、各自で工夫してくださいね。

 特定の食品にアレルギーのある猫もいるので、心配だったらオリーブオイルではなく、潤滑ゼリーのほうがいいらしい(かかりつけの獣医さん談)。
その名の通り、潤滑を良くするぬるぬるしたゼリーで、薬局で買えるそうです。

 ウェットティッシュは皮膚に刺激がありそうなので、アルコール(エタノール)が入っているものは使いません。
それでも肛門周りはウェットティッシュでは拭かない。赤ちゃんのお尻ふきなら大丈夫かもですが、うちでは使っていないです。
お湯のタオルで、よほど汚れていれば無添加石鹸か少量のナチュラルシャンプーで、お尻だけ洗います。

お腹マッサージ ~ 上級・詳細画像つき!

 麦芽さんちのししどさんの場合

麦芽さんの薀蓄雲泥ブログからパクりました。オリジナルは2005年10月21日の記事です。

ししどさんのお腹の状態・レントゲン図

ししどさんの御本尊様はもともとは小玉なので、そのまま、出口に一直線してくれればいいのですが、出口に近い御本尊は骨盤に囲まれて結合巨大化して、出口近くで蓋の役割を果たしちゃって。
行き場のない御本尊様は、どんどん密着、仲良くなって巨大化、水分を失ってカチカチになって、結果、頑固な便秘になっちゃうんじゃないかと…。

今では、自ら御本尊様を出そうという気配は、微塵もない訳でして(涙)
だからといって、出てくれないと、大変、困る訳で。
そんなこんなで、お腹を揉み揉みして、御本尊を出口の方まで持ってきて、摘み出すという『御本尊、揉み揉み』をするようになりました。

どんな感じで、やっているかというと…

まず御本尊様がどのくらい溜まってるのか、連なってるのかを、立ってる状態で確かめます。
ししどさんの御本尊は、小玉で固ーいのが仲良しになって結合、巨大化しているので、結合部分に力を入れると、ある程度は崩れてくれます。
出口付近にある御本尊様を上手く崩せると、後がかなりスムーズになるんですが、これが、なかなか(汗)


いやんな予感で、いっぱいいっぱいな、ししどさん。
すみませんが、横になってなって下さいな。


お腹の上から御本尊を摘んで、出口の方へ移動させます。
これは手の形が見えるように、ちょと上を摘んでます。


実際は、もっと奥の方(背骨寄り)に御本尊様があるので、手もこんな感じです。


ある程度、御本尊様が出口の方に寄ってきたら、出口を水で湿らせてマッサージ。
出口が緩むかもん…な効果を、狙ってます。
ぶどう油を使ってたこともあったんですが、出口を舐めた直後に踏ん張りケーをされて、大事をとって今は水っていうか、ぬるま湯にしてます。


ひたすら下に向かうように、マッサージ。あくまで優しく、ゆるゆると。
上手くいってると、出口がちょと膨らんできます。



ししどさんの場合、御本尊様は数珠つなぎなので、上の方にある御本尊様で下の御本尊様を押し出したり、
下の御本尊様を一度、出口から遠ざけて、また下ろしたり。
お腹の表面をさすってみたりと、出口の様子を見ながら、いろいろなパターンで、ソフトに優しく攻めます(笑)


出口がぷっくり膨らんできて、御本尊様が下りてきているのが、分かります。


なんとか、お顔が見えてきました。
が、ここで焦って摘み取ろうとすると、ししどさんが、御本尊様をちゅるんと体内に戻してしまうので、
もうちょっとお顔が良~く見えるまで、手を休めずに頑張って、揉み揉みします。


ここまでくると、ししどさんも、さすがに早くすっきりしたいので、踏ん張って協力してくれます。
自力で出せれば一番いいのですが、仲良し御本尊様だとデカくて、出口に引っ掛かってしまっているので、
お手伝いして、出口の脇の、出来るだけ奥の方に指を置いて、御本尊様を摘み取ります。

やっと御本尊様と、御対面です(笑)
 クリックで拡大。ご本尊様のアップです。

この作業が5~6回で、30gぐらい出ます。
時間はまちまちですが、一度目の御本尊が出てからは、一時間以内で終わるようにしてます。

米 この『御本尊、揉み揉み』は、先生には一応了解を取って、最低でも月一回は通院、診察してもらって、溜まり過ぎたときは摘便してもらってます。
うちも揉み揉みしてみようかなぁ…って場合は、必ず獣医師に相談、指示を受けて下さい。
自己判断だけで揉み揉みするのは、大変危険です。

また、これだけねちねち、お腹を揉ませてくれるようになるには、時間がかかると思います。
ししどさんは比較的大人しい猫さんですが、ここまでくるのに2~3年はかかってます。
手に残ってる引っ掻き傷は、すべてこれのお陰です(笑)

管理人より~麦芽さんのマッサージは、うちと同じ方法、手順と思います。詳細な画像をありがとう!
麦芽さんの『薀蓄雲泥ブログ』には、うんこちゃんマッサージの他、慢性腎不全の情報が盛りだくさんです。

お腹マッサージ ~ 最上級 うんこちゃんマスター免許皆伝

 かもさんちのカモメちゃんの場合

うちは、なが~くなっている便をほぐす所からはじめます。大きい塊をそのまま出そうとすると、お尻の穴がダメージをうけたり、詰まったりしちゃうので、
なるべく

  1. 軟らかくして
  2. ほぐしてます.

ちなみに、スーパーC使ってました。
でも効かなくって、人間用のエスターCに変更。
これが、また苦くって飲ませるのが大変!!
あと、ファイバー系のサプリも使ってます。

 便のほぐし方

  1. お腹を触って大きな便の塊をさがす。
  2. 直腸あたりの便を、うんぎゃ!と掴んでほぐす。
    (膀胱に尿が溜まってたら、やりにくいので排尿後)ひたすら、ほぐしていく。

獣医さんから教えてもらった方法

  1. 猫の頭側に(人が)座る
  2. 右手を広げ包み込むように猫のお腹に手をあてる
  3. 骨盤腔の中をさぐる(なるべく肛門に近い位置)
  4. 便の塊を発見したら、一旦肛門付近からお腹の方まで便を移動させる
  5. ほぐしやすい位置で、ほぐす

 ほぐれたら

  1. マッサージ(やり方はひぴさんと同じ)
  2. どうしても出ないようなら、便を直腸から肛門に向けぐっと押す(上手くいったら肛門が盛り上がる…きゃっ)
  3. 肛門が盛り上がったら、盛り上がっている肛門の根元を両脇から絞るようにして便を押し出す。(大きい塊でなければ、うまくだせる)
  4. それでもダメなら…人指し指を直腸にいれ、摘便。
    人指し指には、オイルを塗り塗り。
    終わったら微温湯でやさ~しく拭いてます。

摘便の仕方は要獣医指導。

今では慣れたもので、お腹の中の便全てかきだせます。
もちろん、いっぺんにでなく、何回もお腹マッサージして便を直腸まで降ろします。 

基本は便を軟らかくしておく事。これが結構難しいです。

ちなみに私は、獣医さんが医療用の手袋(ラテックス製)のをくれました。
そのまま使うのはもったいないから、各指だけ切り取って、中指にはめて使ってます。
ホントは、猫→人への感染を防ぐため手袋してください!って言われたのさ。
だから、これは、ホントはいかんみたい。

摘便の時は旦那と2人でやってまーす。
旦那がカモメの足を押さえて、私がほじります。
ほじり方は、左手で便を肛門付近まで降ろしながら、指でカキカキ。
大きい糞隗が邪魔している時は、指を穴にいれて直接ほぐす。
このやり方だと、お腹の中の便全てだせます。

でも猫の疲労が激しいから、あんまりやりたくないです。

 雨さんちのペケペケちゃんの場合
長編なので、ページを分けました。
下記をクリックしてください♪

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★ 管理人より
 うんこちゃんほじほじは直腸をいじるということで、直腸は内臓です。
かもさんも書いておられますが、「チャレンジ!」と思った方は、まず獣医さんにやり方を教わってからにしてください。

私も手取り足取りの講習はありませんでしたが、ひととおりの説明はしてもらいました。
ずっとやっていくなかで、猫さんの体質によって少しずつのアレンジは大いにありだと思いますし、指が入る程度の深さで重大な事故は起こりにくいと言われましたが、慎重にやるべきことには違いありません。
絶対に無理はしないでください。

 かもさんとうちの違いは、かもさんはまず、うんこちゃんの塊をほぐしてから出す。
うちは塊のまま下に降ろして、崩しながらなんとか出す。
その違いが『指でかき出す』と『綿棒で引っかけつつかき出す』になっているわけです。

かもさんのやり方のほうがいいのは、言うまでもありません。
塊のまま降ろしてしまうと、なかなか出なくて切れ痔や脱肛の危険があります。
 
しかし王様のうんこちゃんは、サプリを飲ませても水分が少なくてかちかち。
そのうえ私がへたなので、お腹の中でのうんこちゃんほぐしが難しく、仕方ないから出口付近でほぐしているわけです。
かもさんのうんこほぐしマッサージはかなり力を入れてやりますが、うちでは糞隗を下に降ろすのが目的なので、力は入れません。

もうひとつの違いは、かもめちゃんはふんばらないそうですが、王様はふんばる。
この違いだけでも、摘便のやり方に細かい差が出てくるのだと思います

 猫さんの体質はそれぞれ。無理をせずに、ベストの『うんこちゃん出ろ出ろ大作戦」を見つけよう!私もまだ試行錯誤の最中です。

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