代表的なものに

シャンピニオンエキス
キトサン

があります。

理屈はコバルジンやネフガードなどの活性炭と同じのようで、
腸内毒素を吸着して排出→血液浄化→尿毒を軽減

シャンピニオンもキチンキトサンもまだ研究が充分ではなく、活性炭ほどデータが出揃ってないようです。

シャンピニオン (マッシュルーム)

シャンピニオンエキスの成分( アミノ酸 、ポリフェノール 、フラボノイド 、多糖類 、ビタミン類 、ミネラル など)が、 腸内毒素を 中和、捕捉する→腸内環境を改善し、調子を整える。
腸内毒素(食べたものが分解されてできる)を抑制
するので血液浄化の働きがあり、便秘慢性腎不全をはじめ、口臭・便臭の緩和、ガン、感染症、胃腸障害、 アレルギー体質関連物質の除去、 抗酸化作用にも効果が期待できるそうです。

いいことばかりに聞こえますが、中には体質に合わない猫さんもいるようで、頻繁に嘔吐するようになった ・・・等の体験談も寄せられています。

詳しくは 体験レポートBBSシャンピニオン使用レポートで。

シャンピニオン関連サイト株式会社リコム(シャンピニオンエキスの製造特許を所有する会社)、
国際シャンピニオン研究会 スターレットライフ など他にも多数あり。

下にいくつかの製品を紹介していますが、『シャンピニオンエキス配合』などで検索すると、主に人間用ですけれど、他にもたくさんの製品(サプリメント類)がヒットします。

シャンペット・プロ

発売:ジープラン


原材料:シャンピニオンエキス、フィッシュコラーゲン、チキンエキスパウダー、ビール酵母、デキストリン、二酸化ケイ素 

栄養成分(1包み2gあたり):炭水化物…0.65g 蛋白質…1.09g Na…0.50mg 脂質…0.03g 

用量:猫には1日2包み

備考:1包でかなりの量があり、臭いも味も濃い。
すご~く凝縮されたマッシュルーム味で、まずい。
ご飯に混ぜたら絶対食べない。
水で溶いて飲ませるにしても、カプセル詰めして飲ませるにしても、1日2包は不可能でした。
ただしこれは、いっちゃんの場合で、シャンペット・プロを混ぜたご飯を気にしないで食べる、あるいはシャンペット・プロが好きで積極的に舐めてくれるという猫さんもいます。

また、『カリカリに振りかけて食べる』『マヨネーズ和え』『リーナルケア(腎不全用のミルク状栄養剤))に溶かして飲む』など、みなさんいろいろ工夫をされています。
詳細は薬の飲ませ方のページで。



発売元:ジープラン内の製品紹介ページ
購入先:
Little Magic(ばら売りあり)

ドクターシャンピ  2014年製造中止

発売:ヘルシーボックス  

原材料: シャンピニオンエキス(マッシュルーム抽出物) 、水溶性食物繊維、オリゴ糖

栄養成分表示(60gあたり) :
たんぱく質…0.386g、 脂質…0.0063g、糖質…35.54g、カルシウム…60.39mg、カリウム…168.3mg、ナトリウム…43.83mg
エネルギー:107.89Kcal

特徴:
①おなかの中の毒素の生成を抑制するシャンピニオンエキス
②肥満・内蔵疾病の原因となるコレステロール・脂肪などの吸収・排泄を促進する水溶性、不溶性食物繊維
③乳酸菌ビフィズス菌の増殖作用があるオリゴ糖がバランスよく配合

備考:うちでは未購入。オリゴ糖入りなので、甘いそうです。

美ちょう寿 (人間用のサプリです)

発売元:MDF

栄養成分(100g):たん白質…1.24g 脂質…1.57g 炭水化物…71.46g ナトリウム…62.5mg
347.85kcal/100g
*・・・1錠は300mgです。


原材料:シャンピニオンエキス(マッシュルーム抽出物)、乳糖、ポリデキストロース、フラクトオリゴ糖、香料、デキストリン、ショ糖脂肪酸エステル、精製セラック

用量:成人1日3粒

特徴:1錠中に150倍濃縮シャンピニオンエキス(BX-150FPD)150mgが含まれています。
腎不全の患者さんで愛用している方も多い健康補助食品です



備考:
上のシャンペットプロを規定量を飲ませるのが絶対不可能なことが判明し(うちの場合ね)、もっと少量で済む人間用に走りました。
いっちゃんには1日1/4粒、飲ませました。
便の臭いを抑えるため、老人介護でオムツを取り替えるとき楽なように使われることも多いようです。

美腸寿関連サイト、ショップ
MDF内の製品紹介ページ
特殊食品の店ネフロン内の商品紹介ページ(お試しパックあり)

キトサン

★はじめに

下記の効用・効果などを読むといいことばかりのように感じますが、効果があるものには必ず副作用の可能性もあります。
キトサンの研究はまだ充分とはいえず、効用・効能や副作用などのデータが出揃っていないのはシャンピニオンと同じです。
ちょっとしたブームのようになっているので(特にダイエット関係)、粗悪品も数多く出ているようです。御注意ください。

★キトサンとは?

まず、

主にカニやエビの甲羅などから抽出される成分
に『キチン・キトサン』があります。 そこからカルシウムや蛋白質を除去し、

脱アセチル化を行なうという化学的処理で造り出されるのが『キトサン』で、動物性の繊維質だそうです。
しかし

キチンとキトサンの性質はアルカリ処理の方法や分子量によっても異なるため、構成単位の割合によってキチンとキトサンのあいだに線を引いて区分けすることは難しいし、あまり意味がない場合もある、とするサイトもありました。

一般的には酸性水溶液に溶けるものをキトサン、溶けないものをキチンとよんでいる場合が多いようです。
ちなみに医療用キチン・キトサンは、人工皮膚の分野でメジャーな材質だそうです。

参考サイト様 日本キチン・キトサン学界日本食品機能研究会YSK
カニ物語▽第7回元気を助ける、水溶性キトサン (長いページですが、第7回を捜して読んでください)

★効用・効果

めちゃくちゃいっぱいあります。代表的なところでは、
○腸内悪玉菌を吸着→排出
○免疫力をあげる、細胞を活性化
○代謝促進、血糖上昇抑制作用
○高コレステロールの改善
○脂肪の吸収を抑制
○発ガン物質、放射性物質と重金属の除去作用
○癌移転阻止、抗癌抗腫瘍作用
○貧血改善、腎機能改善作
○血液浄化、抗血栓、血圧降下作用

詳しくはキトサンファイルイナバ内キトサン

『猫の慢性腎機能不全に対する水溶性キトサン(マインドエース)の治療応用について投与症例の全身症状、血中尿素窒素量、血漿クレアチニン値、血漿リン濃度の変動について』という学会報告があったらしい。内容は分かりませんが、そういう報告があったというのを確認するのは、こちらです。

もうひとつ気になるのは、体内の脂肪を吸着して排出する効果があるそうなので(ダイエット食品に使われる理由)、体重を減らしたくない猫さんにはいかがなものか。慢性腎不全猫さんは体重減少に悩む場合が多いので、注意すべき点かもしれません。

★で、なんだかよく分からないけど、どれを選べばいいの?

私も全然分かっていないのですが、どうやら水溶性キトサンというのが吸収されやすい・・・のかな?(間違えていたら突っ込んで、お願い)。
水溶性キトサンには高分子だの低分子だのこれまたいろいろありますが、詳しくはハーティで(ここの商品を薦めているわけではありません)。
製品は『キチン』で検索するとたくさんヒットします。

いくつかペット用キトサン製品をリンクしておきますが、うちではすべて未使用なので、品質・効果などは一切わかりませんし広告文の真偽も不明です。怪しい物もあるかもしれませんよ~。決してお勧めしているわけでもありません。情報のひとつとして、各自で判断なさってください。

ソリッドゴールド・

SOD&プロポリス、材料:プロポリス、キチンキトサン、胚芽、発酵大豆、ゴマ、小麦、柚子、緑茶、緑葉エキス、酵母

純粋キチンキトサン粉末@シャイニングムーン

キトケア(畠中製薬株式会社の低分子水溶性キトサンを利用した畠中製薬製ペット用健康食品)@ Hollywood Blvd

キトサン家族MIハワイ

動物用キチンキトサン末・

Animal Neopropo Chitin@ヘルシーアイランド

ニューキトシャーク

キチン・キトサン+

サメ軟骨濃縮顆粒+グルコサミン+GTコラーゲン+アガリクス+タウリン。すげーです)@自然薬彩館

ザ・ヘルシーパウダー・キチンキトサンバージョン@ドラゴンクリエイト ~

犬猫用/皮膚のトラブル、アトピーに/ 原材料:昆布、胡麻、レシチン、ビタミンC、酵素、キチンキト

★犬用だけど、猫にもお使いいただけるそうです。犬用マインドエース@ライフパーク

★ペット(犬、猫)用スキンケア、 世界初のキチン・ゲル 「キチンクリーム」は 健康食品のキトサンコーワ

★キトサンでワンコが元気になったという製品サイト(人用)、アカオ・コラーゲン

ベラフィーノ(人用)で猫のハゲが治ったらしい。

しつこく検索すれば、まだまだありそうです。
シャンピニオンとは比べ物にならないくらい種類が多い。

キトサンはカニの甲羅などから抽出するので、いわば産業廃棄物から原料を調達できるため開発に手を出しやすいのでしょうか。
お値段もシャンピニオンより安いものが多いです。
つまり粗悪品もできやすい・・・かも。

★買ってみました

ビューティーフン   製品ページ

品名:猫用 健康補助食品



原材料:カニキトサン

保証成分値:粗たんぱく質…0.1%以上 粗脂肪…0.1%以上 粗繊維…0.1%以下 粗灰分…0.3%以下 水分6.0%以下 
0kcal/100g

用量:いつものフードに混ぜる
用量:
幼猫・・・ティースプーン半分ほど(約500mg) 成猫・・・ティースプーン1~2杯(約1~2g)
*一日の摂取量か一回の食事ごとにか?何も書いてありません。

特徴:100%天然素材/合成保存料・着色料は一切不使用/カニの殻から取った天然物由来の食物繊維/効果には即効性があり、一緒に食べたその食事の糞から匂いや形状を改善します。やめるとすぐ元に戻ります/キトサンによる小動物の排泄物改善に関する特許出願中。

備考:白いサラサラの粉で、吸い込んでむせちゃいました。私のようなアホな猫さんはいないかもしれませんが、ドライフードに振り掛けるときには量に注意したほうがいいかも。
ほとんど無味無臭なので、その点では与えやすいと思います。ラクシュミーの猫缶に少し混ぜましたが、気がつかないで食べていました。
まだ使い始めたばかりで、効果の程は分かりません。ぼちぼち追記していきますね。



蛇足:糞の臭いに焦点をあてた製品紹介です。商品ページ内に『腸内の健康に役立ちフンの臭いの元、悪臭物質発生を和らげます

』とあるので、腸内が健康になれば血液浄化の効果もあるのでは・・・と思うのですが、それっぽいことは製品ページには書いてありません。便秘や軟便が改善、との記述はあります。
イナバペットフーズのサイト内・キトサンのページには、血液降下やら免疫力増強やら、一通り並べてあります。

犬用にワンダフンという製品があるのですが、猫用ビューティフンと何か違いがあるのでしょうか?見た目から成分からまったく同じのようですが、犬用と猫用を分ける必要があるの?

ビューティフン タブレット 製品ページ

品名:キャットフード(総合栄養食)

原材料名:とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、フィッシュミール、チキンミール、動物性油脂、キトサン、緑茶抽出エキス、かつお・まぐろエキス、各種ビタミン・ミネラル類

保証成分値:粗たんぱく質…28.%以上 粗脂肪…9.0%以上 粗繊維…3.5%以下 粗灰分…9.0%以下 水分10.0%以下 カロリーの記載なし

特徴:総合栄養食/着色料不使用/フンが整い、臭いも和らぎます/キトサンが体内の脂肪も吸着し体外へ排出するので、ダイエット(体重コントロール)に貢献します

備考:小さい薄黄色の粒です。匂いも薄く穀物っぽい。すごくしょっぱいです!!試食して気持ち悪くはなりませんでしたが、水が飲みたくなった。
袋の表に大きく『いつものゴハンに混ぜるだけ!」と書いてありますが、これだけで与えないほうがいいということでしょうか?総合栄養食なのですが。

原材料は穀物や何とかミールばっかりで、あまりいいとは思えません。
着色料は使ってないそうですが、合成保存料は入っているようです。

なんだか半端な製品だ・・・。キトサンを摂らせたいのなら、もうちょっと質のいいフードに上のビューティーフンなどを混ぜたほうがいいような気がします(個人的感想なので、データに基づく根拠はありません)
こちらもビューティフンと同じ、特許出願中だそうです。

いっちゃんには未使用、ラクシュミーは食べなかったです。

チャオキトサンP

いなばの関連会社(子会社?)の製品です。

原材料名:とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、フィッシュミール、チキンミール、キトサン、キトサンオリゴ糖、緑茶抽出エキス、かつお・まぐろエキス、各種ビタミン・ミネラル類

規格成分含有量:キトサン15mgキトサンオリゴ糖5mg緑茶抽出物(カテキン)7mg  (一粒につきなのか○○gにつきなのか、製品サイトには記述なし)

与え方:栄養補助食品として、1日当たり犬猫の体重1kgにつき1粒を目安に他のえさに混ぜて与えて下さい。

備考:いなば健康食品のトップページから試供品の請求ができます。うちもいただきました。
らくはぽりぽりと1粒だけ食べて、それ以上は拒否。けっこうしょっぱいですが、フードのように食べさせるものではなく一日数粒なので、厳密にナトリウムを制限している猫さんでなければ大丈夫・・・かな?

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